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寄生勇者  作者: BrainOfKeios
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3/7

勇者探索隊サイド

半年前、大変なことが判明した。

勇者が勇者ではなかった。

そして勇者を追放してしまっていたのだ。


そうそれは偽勇者が魔大陸に旅立つ際に行われた際の祝福の際に

偽勇者が魅了されており、それが勇者様の仕業とされてしまったのだ。


事実はこうだ。


偽勇者は、その職業、真寄生虫の力で、勇者様の職業と能力を奪い

勇者様のステータスをも古代の読めない文字に書き換えていた。

これは後でわかったことだが、その凶悪な真寄生虫の力でも

神の力の一端であるステータス表示に嘘の記述はできない。

ただ今使われてない文字に置き換えることはできる。

そうして、勇者様の職業欄を 寄生虫的職業収奪状態という

古代文字に変えていたのだ。


そして、この職業の恐ろしいところは、この職業の持ち主でさえ

その職業のことを理解させず、なおかつ寄生先を手放さないように

魅了の呪いをかけることだ。


そのため事実が判明した時には、世界中の国という国都市という都市に、

絶縁指定の指名手配書を回し追い出して半年以上経っていた。


魔王を倒すのには勇者が必要。新たな勇者が生まれるという託宣もない。

そして今から生まれたとして、間に合わない。


まだ新たな生まれていないことから、勇者が生き残っているかもしれないという

わずかな希望だけがギリギリの線で魔王軍との戦いは続いていた。


私は第67勇者探索団 団長 伯爵家次女 アルフィーネ、勇者様の貢物兼生贄だ。


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探索団がわずかな希望を求め、各地を彷徨い始めて半年が経った。

一線級の戦力は、すべて対魔王戦線に回されたため、この探索団の護衛は

正直二線級どころか、素人に毛が生えた程度だ。

それでもこの緊急時には、貴重な戦力なのだ。


ただそれも、もう終わりだ。

今私たちが対峙しているのは、魔王軍の四天王と言われる超高位アンデットの率いる軍団だ。

私たちの後ろには、まだ避難の終わっていない都市がある。

討伐軍ではない探索団でどこまで時間を稼げるかわからない。

ただ無駄死にではない、勇者を探すという希望を繋ぐためだけの偽りの役目より

よっぽどいい死に方だ。

私も戦ってここで死ぬ。

お父様だめな娘でごめんなさい。


*******************************************


奇跡が起きた。

勇者が現れたのだ。


勇者は空より現れ、一瞬で魔王軍の四天王どころか、その配下のアンデットを浄化した。

呼びかけたのだが微笑みを残し颯爽と消えていった。


あれだけの仕打ちをしたのに、勇者は私たちを見放していなかったのだ。


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勇者発見の連絡を行った。

勇者が世界を見放していないという連絡で世界中の国が沸いた


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あれから一月後、勇者様の探索中に、魔王軍に襲われた。

私たちが、勇者様と連絡できる方法を持っていると魔王軍に疑われたのだ。

そして、壊滅寸前奇跡がまた起きた。


また勇者様が現れたのだ。

そして魔王軍を全て打ち倒し、また微笑みだけを残して消えていった。

もしかして・・・


*******************************************


そしてそれから二週間後、勇者様の探索中に、また魔王軍に襲われた。

今度は魔王軍の四天王もいる。

もうこれはダメだなと思いつつも、勇者様が来てくれるのを祈った。


そうしたらまた勇者様が来てくれたのだ。

そして魔王軍を全て打ち倒し、また微笑みだけを残して消えていった。

やっぱりそうよね?


*******************************************


そしてそれから三週間後、勇者様の探索中に、またまた魔王軍に襲われた。

今度は魔王軍の四天王が2人もいる。


そうしたらまた当然勇者様が来てくれたのだ。

他の探索隊が危機に陥っても、勇者様が来てくれたという話はないのに

私たちは毎回助けてくれている。そしてあの微笑み。

勇者様は私を愛してるから助けてくれるのよね。


勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま

勇者さま


大事だからこそ隠れて見ていたくださってるのですよね。

わかります。

魔王を倒したら、結婚して、いっぱい子供を作って・・・

いえ子供ができたら二人っきりになれないし

でもあの人との愛の結晶は欲しい。

どうしましょう。


これが愛なのね。


*******************************************


探索団の本部から連絡があった。

勇者様がたった一人で小さな舟てま大陸に渡っていくのが目撃されたとのこと。


勇者様に愛されている私なら勇者様に接触し支援できるかもしれないので

本部に戻り、探索団としてではなく、魔王討伐軍勇者支援団として

魔大陸に渡って欲しいとのことだ。


ああ勇者様、あなたの愛する私が絶対にあなたを幸せにしますから

待っててください。




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