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寄生勇者  作者: BrainOfKeios
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2/7

勇者サイド

俺は勇者だ、何もやっても昔から完璧で、どんな分野でも誰にも負けたことがない。

完璧だからこそ引き立て役が必要だということで、いつも俺の後ろをちょろちょろ

付いてきていた雑魚を付き人として村から連れて旅を続けている。

そういえば、なんで付き人が必要なんだろう?

どうせなら女を付き人にすれば良かったのに謎だ。


*******************************************


そして旅を続けている時に大きな転機がきた。

それは魔王の住むという魔大陸へ行くために船に乗るために港町についた時のことだ、

大聖堂からわざわざやってきた教皇により祝福を行なってもらえるらしい。

雑魚は付き人だし、みすぼらしい格好だったので追い出して正規のパーティーメンバーだけで

祝福を行ってもらった。


その時大変なことがわかった。おれのステータス欄に魅了****という記述が見つかったのだ。

俺は思った。なんであんな雑魚の男を村からわざわざ連れてきたのか。

そうだ奴が呪いをかけてるのに違いない。

そう思った俺は、大司教にその話をしてやつの鑑定を行ってもらった。

それでやつの職業欄の一部が判明した。全部は読めてないが恐らく寄生虫だ。


俺のステータス異常は、大司教の力で治してもらったが、治しても治しても

すぐかかる。外れた瞬間はなんで奴をという認識なのだが、すぐに奴が必要だという

認識になってしまう。


まだ全部の名前がわかっていないため、確実ではないので罪に問うのはまずいのでは?

という大司祭の言葉を無視し、呪われていない意識がはっきりするわずかな時間に

奴を追放するよう命令した。また呪いが解けた瞬間絶対ダメだという思い込みが

俺を襲ったが、精神力を振りしぼり、実行させた。


そして奴が消え数日で、呪いが再発することがなくなった。

やはり奴が原因だったんだ。


そして俺は今から魔王がいる大陸に渡る。

そして魔王を倒し真の英雄となって凱旋するのだ。


*******************************************


魔物のいる大陸に渡って数日経つ。おかしい、全然力が出ない。

以前なら剣を一振りすれば、倒せた魔物が数たち浴びせても死なない。


*******************************************


あれから一ヶ月経った。

どうも魔王の呪いを受けているようだ、ステータスがおかしい。

レベルまで下がってしまっている。

付いてきている僧侶の力では呪いが解けない。

止むを得ず、魔大陸から撤退し体勢を立て直すことにした。

そういえば、俺の職業名の色が薄く見える気がする。


レベル 1

職業 Brave(*)

HP 10/10

MP 10/10

ATK 1

DEF 1

MID 1

INT 1

AGI 1

状態 *******


*******************************************


嘘だ!

嘘だ!

嘘だ!


俺は勇者じゃないのか?

俺たちはすぐ大司教の元に向かい、呪いを解いてもらうために

祝福を行ってもらった。そうそのはずだった。

それはとんでもないことになった。


祝福を受けた瞬間俺の体からガラスが割れるような音が聞こえた。

そして真のステータスが解放された。


レベル 1

職業 真寄生虫

HP 10/10

MP 10/10

ATK 1

DEF 1

MID 1

INT 1

AGI 1

状態 (寄生不能)


俺が寄生虫だったのだ。

俺は呪いが解けたかどうかの鑑定を必死に避けようとした。

避けようとしたが、このステータスでは逆らいきれず

とうとうバレてしまった。


「一体これは!!」

「これは何かの呪い?」

「もう一度祝福を」


祝福を行っていた大聖堂は騒然とした。


そして俺は軟禁された。


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