第12話 凸と凹な二人の距離は
沈み行く太陽が、世界を茜色に染め上げている。
時刻は大体午後7時。
夏真っ盛りなために漸く沈み始めた太陽を背に、千里兄妹や沙由と分かれた鏡華と鶴来は並んで、しかし人二人分ぐらいの距離を空けて歩いていた。
「疲れた……全く、随分と連れ回してくれたな」
傍から見ても分かりやすいぐらいに疲れた様子で、鏡華は左にいる鶴来に恨めしそうな視線を向ける。
昼食の後も、地元民で無い(という設定)の鏡華に町を案内してあげようというこのみの提案により、少し前まで巻波町中を皆で回っていたのだ。
鏡華が疲れていたのはその為だったのだがそんな彼女の視線にも動じず、鶴来は軽く笑ってみせる。
「はは……でも、楽しかっただろ?」
歩きながらそう言って、ついでに少し鏡華の方に寄った。
「……まぁ、別に、つまらなかったとは……言わないが……」
正直言うと、疲れたし色々戸惑ったが存外に楽しかった。
同年代と遊んだ事の無い鏡華にとっては初めての体験も多かったし、沙由の言った通り皆まぁ変わってはいるが良い人で曖昧な素性の自分でもすんなり受け入れてくれた――鶴来は含んでやらないが――だから一緒にいても苦痛じゃなかった。
まぁこのみはセクハラが過ぎるし守は諌めるどころかむしろ加担しだすし沙由はたまに何か怖かったりするがそれは置いといて。
しかし楽しかったという事を、鶴来に対して素直に認めるのは何だか癪だったので言葉を濁したが、たまにはこういうのも悪くないかもしれない。
そんな事を思いながら鏡華は少し鶴来から離れつつ歩みを進める。
「だったら良かったよ。何せ仲良くなるには一緒に遊ぶのが一番だからな!」
ぐっと拳を握りながら力説する鶴来。そしてその距離が再び鏡華と近づく。
「……妙な勘違いをされても困るから言っておくが、他の3人なら兎も角お前と仲良くなったつもりは無いからな」
冷ややかに目を細めて釘を刺す鏡華。そしてその距離が再び鶴来から離れた。
「くっ……ま、まぁまだ時間は一杯あるからな……これからだこれから!」
鶴来は悔しそうに顔を歪めるもすぐに気を取り直して決意を新たにする。
更に今度は露骨に斜めに歩き、前を行きつつ鏡華と距離を詰めてきた。
「何がこれからだ……だからお、私は――っていちいち近づいてくるな鬱陶しい!」
腕をぶんと一振りして鶴来を追い払いながら鏡華は怒る。
しかし鶴来は鏡華の腕を躱しながら逆に怒った様子で言った。
「むしろお前が離れて歩きすぎだ!二人きりだってのに何かちょっと寂しいだろ!」
「二人っきりとか言うな鳥肌立つ!」
「なんで!?というかこの際だから言っとくけど、これから同居するんだからこう、もう少し距離を縮めてくれてもいいだろ!ああいや、今のは物理的な距離じゃなくてなんていうか心の距離っていうか……」
「だからそういう事言うのやめろ。それと安心しろ、どっちも近づくつもりは無いから。むしろ離す」
「あっ、そっちは――」
鶴来が何かを言い終える前に、鏡華は彼と距離を離す為に右に寄りながら歩き――。
「あたっ」
肩から塀にぶつかった。
「…………」
「…………」
二人の足も口も止まり、場を静寂が支配する。
「…………あ、あのさ――」
「……よ」
「よ?」
「――よくもやってくれたな馬鹿のくせにー!!」
「ええええええええ!?」
顔を真っ赤にして涙目で叫ぶ鏡華の、予想外の責任転嫁に鶴来も驚きの叫びを上げてしまった。
「いや今のは俺のせいじゃなくてただの自爆――ああうん違うなごめん俺が近づいたせいだった!大丈夫だから!別に笑ったりしないから!」
鶴来はとっさに弁解しようとしたが、ぷるぷると肩を震わせ泣きそうな表情と憎しみがこもった表情の二つを混ぜ合わせた表情をした鏡華を見て良心が痛んだのか、途中で謝罪と気遣いの言葉に切り替えた。
しかしそれでも鏡華は変わらぬ表情のまま、涙声にも近い震えた声で言う。
「嘘だ……どうせ心の中じゃ、『離す』とか格好良く言ったそばから壁に当たってやんのばーかばーかとか思っているんだろ……!」
「思ってない思ってない!」
「それも嘘だ……だって俺ならお前が同じ事やったら馬鹿にするし……!」
「ひどいなお前!……って、『俺』?いや、聞き間違いか……」
正体がばれそうになった事もその危機をギリギリ回避した事にも気づかず、鏡華は手で目に溜まった涙を乱暴に拭って叫んだ。
「そもそもお前がここまでついてくるからこんな事になったんだ!いい加減帰れ!朝も言ったがお前と住むつもりなんて、こっちにはこれっぽっちも無い!」
その言葉を聞いた鶴来は、先程までの慌てた様子を急に引き締め真剣な顔を鏡華に向けた。
「それは無理だ、お前が何と言おうとこれは仕事だからそれだけは譲れない!」
「なっ……なんで……」
鶴来の、いつに無く真面目で気合のこもった言い方に気圧され、鏡華の声が大人しくなっていく。
「俺……じゃない、私は、自分で言うのもなんだがお前に散々ひどい事言ったんだぞ」
一応、自覚はあったらしい。
それはさておき、先程までの勢いは一転。眉尻を下げ目を伏せた、弱気な表情で鏡華は言葉を続けた。
「それにきららさんにも上手く言っといてやるって言ったし、ばれても私が追い出したのだから私だけの責任なんだぞ。なのになんでそんな頑なに……」
「何でって……うーん」
鏡華の言葉に鶴来は腕を組み考える素振りを見せるが、すぐに顔を上げて鏡華と目を合わせる。
しかしすぐ目を逸らすと、少し恥ずかしそうに指で頬を掻きながら話し始めた。
「まず一つは、鏡夜のライバルとしてその妹は俺が守らなきゃって思った事かな……それが義理って奴だと思うし……」
「だからそんな変な責任感はいらないと何度言ったら……って『一つ』?」
そんな幾つもあるのかと疑問を浮かべる鏡華に、鶴来は話を続けていく。
「ん。……二つ目は、お前があまりにも嫌ってくるから、こうなったら意地でも仲良くなってやろうとも思ってさ。……もしそれで友達になれたらあいつが帰ってきた時に驚かせられそうだし。……ってこれ含めるともう三つじゃん!」
「馬鹿か、いや間違えた馬鹿だったなお前。というかそれは要するにただの意地とか対抗心とかそういう事か、そんなくだらない……」
意地っ張りで負けず嫌いな自分の性格を棚に上げ、鏡華はそう評した。
恐らくきららがいたら『お前が言うな』の様な事を言っていただろうが、あいにく今彼女は出張中であり他にツッコミを入れられる人間もいない。
鶴来はというと『ははは、確かにそうだな』と笑って受け流していた。
しかしその直後、先程の様に真剣な顔をして鏡華に真っ直ぐな視線を、強い意思の篭った瞳を向けて言った。
「でも、一番の理由は『俺の夢の為』だ」
「夢……?」
「ああ……多分鏡華はうちの所属じゃないから知らないと思うけど、俺の両親って巻波支部の中じゃ……いや、全国で見ても結構強いブレイカーで名前もそれなりに知られてるんだよ」
「そ、そうだったのか……」
オールオフの時といい、今回の時といい自分に馴染みの深いはずの所なのに知らなかった情報が意外と多かった事に、もう少し周りに目を向ける必要があるかなと鏡華は心の中で一人反省するが、彼女の胸の内を知らない鶴来は気にせず話の続きを語っていく。
「まぁ今はもうお袋は引退して専業主婦やってるし、親父もその実力を買われて本部に出向中だから巻波にはいないんだけどな。でも何か親父の方は今度帰ってくるらしいけど」
「ふむ……ん?そういえばお前の親父って、あのヨモギ饅頭の……」
何処の土産かは忘れてしまったが、あれは美味しかった。
饅頭の味を思い出して少し嬉しそうになった鏡華を見て、鶴来は何かを思いついたかの様な表情をした。
「そうそう、親父は本部だけじゃなくあちこちに出向やら出張やら行ってる事が多いからな。その関係でよくああいう土産を買って来たり送ってくるんだよ」
「成る程……」
「つまり俺と仲良くすればああいう土産が割と頻繁に貰える!」
「なっ……い、いやそんなもので釣られるわけ無いだろ!大体お前の夢とやらの話のはずが、どうしてお前の両親の話なんかになるんだ!」
一瞬心が揺らぎかけた自分を律して、鏡華は話を逸らす為に話題を本筋に戻そうとする。
鶴来も『ちぇ、惜しかったな……』と呟くも気を取り直して、すぐにどこか懐かしむかの様な優しげな顔で『自分の夢』を語り始めた。
「……俺の夢はさ、お袋や親父みたいなブレイカーになる事なんだ。強くて真っ直ぐで格好良くて、何ていうか『正義のヒーロー』みたいなさ。……そう、ヒーローになりたいんだ、俺は」
「正義のヒーロー……ね」
「あ、今また馬鹿にしただろ、子供っぽいって」
「……いや、私は……まぁ、なんだ。お前は嫌いだが……そういうのはまぁ、嫌いじゃあない」
照れ隠しの様に目を伏せ、悪態を添えながらも珍しく素直に好意を示す発言をした鏡華。
彼女は鶴来の言葉を聞いていつかの昔、きららに拾われた時の事を思い出していた。
と言っても拾われる前の記憶は何故か無いし、拾われたのももう十年以上前の事なので当時の事は殆ど思い出せないが。
しかし、それ程薄れた記憶の中に今でもはっきりと思い出せる言葉が一つあった。
『お姉さんは誰だって?うーん、そうねぇ……世界を影からこっそり守る、正義の味方……なんちゃって』
そんな事をおどけて言ってみせながら笑った、十年以上も前だと言うのに一体どういう仕組みなのか今と殆ど姿の変わらないきららの、その声も表情もはっきりと覚えている。
自分を救ってくれた正義の味方。
かつてその人の言葉を聞いた自分は、彼女の様になりたい。
そう漠然と思い憧れていたし、本人の前で言うのは照れくさいから絶対に言わないが今でも、成長と共に幾らか形を変えはしたが思いそのものはこの胸に、確かに残っている。とは言え多々……一部、見習いたくないところもあるが。
そしてそう思っていたおかげで今まで特殊な境遇ながらもそれなりに全うに育ってこれたし、仕事にも真面目に打ち込めたのだとも思う。
だからだろう。鶴来の様に堂々と『両親に憧れる』『ヒーローになりたい』だなんて言えはしないが、その心境に共感は出来るし馬鹿にも出来なかった。
「……やっぱお前って良い奴だよな、へへっ」
何気に初めてかもしれない鏡華の肯定的な言葉に、鶴来は子供の様な無邪気な笑顔を見せて喜びを表す。
そんな彼の顔を見た鏡華は無性に気恥ずかしくなり、慌ててまた話を進めようとした。
「う、うるさい!そんな事よりもそれが私と同居する事とどう関係あるというんだ!」
先程壁にぶつかった時とは別の感情で顔を赤くしてそっぽを向く鏡華を見て何が嬉しいのか、一層笑顔を明るくした鶴来が言う。
「そりゃ決まってるだろ?ヒーローってのはただ剣を振ってるだけじゃなれないし強いだけでも駄目だ。こういう戦い以外の事だってこつこつとやって、皆の信頼を得て。そうしたらもっと色んな事を任せられるし、多くの人を助けられるはずだ。今の親父や昔のお袋の様にな」
「お前……」
「それに俺、諦めが悪いからな。だから俺は俺の夢を絶対に諦めない。それに、お前がどんな奴だって何言われたって、俺はこの仕事も諦めたりしない。だってそれが、夢に繋がるから」
「夢……か」
「……あ、それとお前と友達になるってのも諦めないからな!」
「……」
思い出した様に付け加えられた鶴来の一言は無視して、鏡華は何故か表情を隠す様に無言で俯いた。
そしてぼそりと一言、いつもと同じ様な悪態をついた。
「……馬鹿だな、お前は本当に馬鹿正直だ」
「なっ!」
全部話し終えた鶴来は、さっき少しだけ距離が縮まった気がしたのに結局また馬鹿にされた事に少しショックを受ける。
一方鏡華はそんな鶴来を気にもかけず唐突に前へ、我が家への帰路を駆け出した。
しかし鏡華が駆け出す直前。
「ん?今――」
鶴来には一瞬、鏡華の口元が緩んだかの様に見えた。
だが鶴来がその真意について問いかける間も無く、鏡華は勢い良く駆け出す。
「あっ、ちょっと待てって!」
僅かに反応の遅れた鶴来がそれでもすぐに追いかけようと、鏡華の進む先へと視線を向けるのとほぼ同時。
また何故かは分からないが、鏡華は鶴来から幾らか離れたその場で彼に背を向けたまま足を止めた。
止まった理由は、そもそも突然走り出した理由も分からないけど、とりあえず追いかけよう。
そう思い足を踏み出した鶴来だったが、茜色の光に照らされた小さな背と、急に止まった反動で大きく揺れるポニーテール。
そしてその直後、ほんの僅かな時間だけ鶴来の方へと向けられた、日中は雪の様に白かったが今は太陽の光が反射して茜色に染まっている小さな顔。
鏡華の瞳は反射した太陽の光に遮られてよく見えなかったが、しかしその小さい口元が視界に入った瞬間、弧を描いた微笑みが形作られているのを今度こそはっきりと認識した。
それと同時に走り出したはずの鶴来の足は自然と歩幅を縮めていき、彼は遂にその場で立ち立ち尽くした。
鶴来から適当に距離を取った後、少し後ろを振り向いて彼の様子を確認すると、彼はまるで何かに見とれるかの様に目を見開いて呆然と立ち尽くしていた。
馬鹿の癖に空気を読んだのかそれか別の理由によるものなのかは分からないが、とりあえず止まってくれたのは好都合だ。
(こんな事、あいつの傍では恥ずかしくて言えないからな……)
口元に自然な笑みを浮かべていた彼女は顔を前に向け直すと、その口で大きく息を吸って鶴来に背を向けたまま思い切り叫んだ。
「――おい、赤金!」
「えっ!?あ、はい!」
自分の背にいる為に表情は見えないが、声から察するに慌てているのは確かだろう。
何だかそれがとても可笑しく思えて、良い具合に肩の力が抜けてきた。
「やっぱりお前は気に食わない!」
「ええ!?いや知ってたけど!」
無駄に諦めの悪いところも、馬鹿なところも、底抜けに前向きで明るいところも、今だけでなく男の時の自分と比べても全然立派な男らしい体格だって。
その他色々、兎に角気に入らない事だらけの奴だけど。
それでも一つだけ。
たった一つだけ、認められるものがあるとすれば。
「だが、お前が馬鹿正直に言ったその『夢』だけは認めてやる!」
「……鏡華……?」
情に絆されたといえばそうなのかもしれない。
一時の気の迷いかどうかは今は分からない。
だけど。
「だから!」
多分ここで言わなければきっと後悔するとなんとなく、だが強く、そう思ったから。
「――今回だけは、お前の夢に協力してやる!分かったら感謝しろ、赤金鶴来!」
言った、ついに言い切ってしまった。
しかし言ったら言ったでこれから後悔しそうというか間違いなくする様な気がして来たし、正直言わなかった方が良かったのではとも思い始めた。
とはいえ言ってしまったのは仕方のない事。それに自分のせいで『鶴来の夢』が遠のくのは、何と言うか寝覚めが悪い。
鏡華はそんな事を考えつつ、とりあえずその場で鶴来の返答を待った。
「…………」
「…………」
しかし、場を支配しているのは静寂のみ。
蝉とカラスの鳴き声だけがBGMとして空に吸い込まれていく中、ふと先程のほぼ勢いだけで組み立てた台詞を思い出し、無性に恥ずかしくなってきた鏡華は、居た堪れなさからさっさと話を進めるために鶴来の反応を促そうと身体ごと振り返った。
「おい、もうちょっと何かリアクションしろ赤が、ねっ!?」
「鏡華ぁぁ!!」
しかし振り返る瞬間にコンクリートの地面を全力で駆ける音が聞こえ、そして振り返った瞬間視界に飛び込んできたのは鶴来の胸板だった。
鏡華がその光景にぎょっと目を見開いたのと鶴来が鏡華の体を抱きしめたのはほぼ同時だった。
「認めてくれてありがとう!やっぱ俺の目に狂いは無かったんだ!」
「もっもがっ!……!?うぎゃあああああ!!離れろ気色悪いっ!!」
抱きしめられた瞬間はあまりに突然の出来事に一体何がどうなっているのか理解が追いつかなかった鏡華だったが、自分の状況を認識した瞬間、鳥肌と共に叫び声を上げて鶴来を全力で押して引き剥がした。
「おっ、お前っ……本気で殺すぞ!!むしろ殺す!」
「はっ!ご、ごめんつい感動して!駄目だよな女の子にこんなことしちゃ……」
「女の子とか言うな顔を赤らめるなぁー!!はぁ、はぁ……全く、やはりあんな事言うんじゃ無かった……」
申し訳なさそうにしながらも照れくさそうに頬を掻く鶴来に、全身鳥肌を立てながら先程鶴来の居候を認めた時以上の全力を出してツッコミを入れた鏡華は、その後疲れた様子で肩を落として自分の発言をさっそく後悔した。
(しかしまぁ男に二言は無いと言うしな……まぁ今は体だけなら女だが)
そう思い、すぐに気を取り直した鏡華は鶴来に向かって宣言した。
「……言っておくがきららさんがいない今、私が家主だからな!居候は居候らしく、せいぜいこき使わせてもらうから覚悟しろ!それと、お前と仲良くなんて絶対にならないからな!」
「よっしゃあ一番最後の以外は了解したぜ!」
一応本来は鏡華の護衛として鶴来が就く、つまり鏡華は守ってもらう立場な訳で普通なら彼女はもう少し殊勝になるべきだと思われるが、どうも二人ともその事実に気づいていないらしく、鏡華は今の宣言の際やたら偉そうに指を差しており、鶴来も親指を立てたサムズアップでノリノリになって答えていた。
こうして漸く始まりを迎えた、凸凹な二人の同居生活。
夕日を背に、ともすれば友人同士のじゃれあいにも見える雰囲気と共に、騒がしくああだこうだと喋りながら並んで帰路を歩いていく二人がこれからどうなるのかは、まだ当人すらも分からない。
しかし唯一つ、分かっている事がある。
それは、並んで歩く二人の距離がいつの間にか、最初と比べて人一人分近づいている事だった。
【今日の戯言コーナー】
漸く同居生活本格始動。
しかし話数にして本編12話+番外1話+プロローグ1話、文字数にして大体9万2千字程度と随分とかかった気がしますが、ここからはもう少しテンポ上げて行く予定です。予定……よ、てい……(目を逸らしながら)。




