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Stars were shining

星に願いを ―Distance of Two―

作者:日野 空
 たくさんの星が輝く夜空で、一際輝くあの『二つの星』に向かって手を伸ばす悠姫の横顔はとても悲しそうで、とても儚かった。
 どんなに手を伸ばしても届かないのに、彼女はそれでも手を伸ばす。
 なにかとても大事な願いを叶えようとしているかのように。諦めきれない思いを届かせるように。
「さっちゃんは届いている? その伸ばした手があの星に?」
 その問いに、俺――松原聡は届いているとも、届いていないとも言えなかった。
 ただ、その代わりに、
「……さあな」
 としか言えなかった。
 そんな自分がとても悔しく思う。
 とても、とても悔しく思った。
 ああ、俺は届かせることができるだろうか。
 あの彦星と織姫の星に、この思いを。
 彦星と織姫よりも近くて遠い、二人の恋の物語です。
プロローグ
2013/08/05 22:10
1 彦星と織姫
2013/07/07 12:25
2 修羅場と焼酎
2013/07/07 19:43
3 考えても
2013/07/14 11:35
4 揺らされる心 
2013/07/14 11:38
5 陽の射す教室
2013/07/21 18:19
7 海へ
2013/07/28 12:53
8 風の音
2013/08/04 13:01
9 見えないもの
2013/08/05 17:00
10 しょっぱい卵焼き
2013/08/08 17:24
11 あみだくじの結果
2013/08/09 15:36
12 繋いだ掌の
2013/08/10 18:29
13 届いている?
2013/08/13 09:45
14 雨が降っていた
2013/08/14 09:56
15 理解はできても
2013/08/15 15:15
16 馬鹿と先生
2013/08/16 17:08
17 足りない言葉
2013/08/18 18:49
19 親友と後輩のありがたみ
2013/08/20 20:35
20 星に願いを
2013/08/21 17:07
エピローグ
2013/08/21 17:35
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