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空(スカイ)へ~夜明けに気付いたドラゴン達は空へ飛び立つ。(気付かない内に運命急上昇中その6)  作者: 龍冶


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第15話

 

 ベルメリとキャシーはハイスクルール時代のクラスメイトの中ではショウカが出世頭と言えると意見が合い、早いうちにショウカの意見も聞いておこうと、セピアに瞬間移動しようと計画した。

 一方、ヤーモは次の日から又獣人国へ戻り、ノス家の蔵書をもっと調べる事にしてレンの所へ行った。

 セブン達はスカイと行動を共にすることにする。使い魔の契約こそしていないが、スカイの使い魔的な気持ちでいた。そう言う訳で、ベルメリの館はニキがお館様の時期と似た感じの、ヘキジョウさんで溢れている。若い子ばかりだが、能力は進化しているとも言える状態で、戦闘力はほぼ持ち直したとヤーモは捉えていて、ベルメリにも、

「あいつらが居れば、ほぼ館は安泰だから。ベルメリちゃんがどこかに行く時はあいつ等を二、三人連れて行けばいいよ。以前ニキさんもそうしていた」

 と言われていたので、セピアに行くお供は誰にしようかと考えていると、スカイが気付いて、

「僕も行きたいな。入学式で、セピアのハイスクールに居た時、ショウカさんが僕の担任の筈だったんだ」

 キャシーは、

「そう言えば、スカイがこんなに早く能力が出て来たから、ハイスクールに行かずじまいだったわね。ショウカさんがスカイの担任になった件、魔法使いの長にスカイを守るように手配されていたんだそうよ」

 スカイは、

「それねー、ハイスクール行けないっていう雰囲気、どうなのかな。本当にあいつ等まだ俺狙っているかな。ショウカさんが用心棒風って事で良いんじゃないかなー」

「そうね、その事もセピアの公爵家の魔法使い一同さんと相談すべきかもね。大きい声では言えないけどあそこには予知能力のあるお方が居るって噂だし」

 ベルメリも持っているネタを披露したが、スカイに、

「今、割と大きな声で言ったよね」

 等とからかわれた。キャシーも、

「だから、前々から行っているでしょ、そういう話はコンタクトで話すべきだって」

「そういう事なら、まさかだけれど、ヘキジョウさんっ子の中に向こうの世界の壁の上一家みたいなのがやって来て紛れ込んでいたりするわけ、ここにも」

 ベルメリが気になって問いただすが、またキャシーに、

「だ・か・ら、コンタクトしなきゃって言ったでしょ」

「でもみんな同じメンバーでしょ、あたし達だけで住み始めた頃から」

『可能性がもしあるとしたら、セーンさんとヤモさんが亡くなった頃、どさくさに紛れてあいつらに入れ替わったかもしれないけど。誰に分かるのDNAだってほぼ同じなんだそうじゃない。だから、セブンの魔力があいつに流れたんでしょ』

「だったらスカイは何処に居たって構わないんじゃない。敵が何処に居るのか分からないんだもの」

「そうそう、俺もそう思う。だから俺はセピアのユン婆ちゃんと爺ちゃんの所で暮らすって言っているんだ。だけど、そうだなー、セブンは付いて来てほしいかも」

『じゃ、その事もセピアで聞いてみようよ、予知能力者に。又スカイが狙われるのかどうかをね』

 話し終わって、セブンにベルメリとスカイをショウカ達公爵の専属魔法使いさん宅に、連れて行ってもらう事になった。キャシーは自分で自分だけの瞬間移動と思っていた。

「久しぶりに瞬間移動やってみるの。何だかドキドキしちゃう」

 キャシーの言いように、セブンは、

「キャシーさんって、もっと集中しないとね。瞬間移動でどこかほかの空間に行っちまいそうで、不思議なんだー」

 等と言い出した。

「そうなの。何だか瞬間移動の時、皆あたしを避けるけど、そういうよく分からなかった事情が有るのね。お喋りのセブンのお陰で、やっと理由が分かったわ」

「えへ。今日の所は僕が、キャシーさんも連れて行くよ。まだ、皆暇じゃないし、暇なときに時空間うろつくのも面白いかもしれないけど、今日はやめときたいな」

 そんな会話の後、4人でセピアの魔女宅に瞬間移動した。



 セピア公国の魔法使いと魔女の館は、隣同士で同じような大きな館が並んでおり、どちらが魔女の館か、何故か何となくだが分った。

 ベルメリ、

「何故だか皆、こちらが魔女宅って分かったわね。何故かしら」

 セブンが感心する。

「ベルメリさんって、理屈は気にしないけど、能力は俺らと変わらないか、もしかしたら、俺ら以上かもね」

「あら何の能力かしら」

 スカイも言う。

「何か分からない魔力で、時々爆発的に出て来るね」

「分からないのー」

「スカイ、知らない方が良い場合もあるからね」

 セブンが小声で言うし、ベルメリは段々焦ってくる。

『んもう。はっきり言ってよ。セブンちゃん。何が言いたいわけっ』

『えーと、ベルメリさんの血筋の中で、魔人としては、透視能力以外に、何代か前の人はその頃の外国の統治者に雇われる人も居たみたいで。そういう事ですから』

『はっきり言ってませんよー』

『えーと、昔は何という職業と言ったんでしょうかねぇ。今は近い職業名と言えばー。暗殺者でしょうか』

『げっ、聞かなきゃよかった』


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