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ドS配信事故を起こしたら、人気配信者と元カノと女神M女が釣れたので、一緒にダンジョンの覇者になることにした  作者: あきかたりれお


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19/30

第19話マグマのM女

580:配信きた!!!エレミアちゃん生きてる涙涙涙涙涙涙


581:途中からコメント忘れて魅入ってたらいきなり落ちて、気になりすぎて夜しか眠れませんでした責任とってください


582:イリス様の「許可なく死ぬのは許さない」がイケメン過ぎて切り抜き作ったので是非見てください(URL)


「えーっと、とりあえずエレミアは無事でした。俺もめちゃくちゃ嬉しくてホッとしてる所です。今日はなんとか砂漠地帯を抜けたい所なんですが……あ、新しいメンバーが仲間入りしました?」


「おうおぅ箱の中の住民達よ!アタシは火山の女神シュリ様だ!今日からよろしく頼むぞ!」


小柄な体に似合わず大口を開けて笑うシュリ。エレミアは微笑んではいるが目が笑っていない。アヤなんて露骨に嫌そうな顔をしている。


583:幼女バンザイ。イリスロリコン?


584:こんな幼い少女にすら鞭振るイリス。通報しなくて大丈夫そ?未成年に手を出す成人男性とか危ない匂いがプンプンする


好き勝手言いやがって……俺だっていろんな意味で連れ歩きたくねぇよ!


「これはシュリが言い出したことで――」


◇◇◇


昨晩――


「何はともあれ、エレミアが無事でよかったよ」


「はい……イリス様。ご褒美に踏んでいただけるお約束ですよね」


「そんな褒美を約束した覚えはありません。このドM女め」


「全く酷い目にあったわよ。イリス。これに懲りたら変なお願い受け取らないことね」


「はい……で、シュリはこの後どうするんだ?神界に帰るとか?」


「いや!アタシもお前たちとダンジョンへ行くぞ!」


「は?!何でよ?!神器とかいうボロ刀あったんだからそれ持って帰りなさいよ!」


「ボロ刀じゃない!この女、今こそマグマの餌食にしてやる!」


「まぁまぁ二人とも……えっと、俺たちはダンジョンクリアのために最下層目指してるけど着いてきてどうするの?」


「加護を与える人間をもっと探さないといけないからな!それにイリス!アタシはお前のことを気に入った!」


ギュッ


正面から抱きつかれ体がギョッとする。少女の見た目をしているが本人曰く俺(21)より年上らしい。上目遣いの赤い瞳に心臓が跳ねた。


「お前が鞭を握った時、胸が噴火したように熱かった。こんな気持ちは初めてだ。分からないから知りたい!アタシにイリスのこともっと教えてくれ!」


「え……え〜?」


まともだと思ってた女神の癖、もしかして開きかけてる?!このまま連れていくの、なんかヤバい気がする……


「ふざけないで変態女神!」


「そっそうですよ!イリス様困ってます!離れてください!!」


やいのやいの。女達が争い出す。


エレミア、どさくさに紛れて抱きつくのはやめてくれ。胸が……


「俺に着いてきても加護を与える人間には会えないと思うし……正直定員オーバーというか……」


チラ、とシュリを見下ろした瞬間彼女の瞳にマグマが燻った。


あ、ヤバい……


「嫌だ嫌だァ!!アタシも連れてけぇえ!!連れていかないと、世界の全部の火山噴火させるぅう!」


ゴゴゴゴ……


「きゃぁっ」


「な、なんだ?!地震?!」


まさかシュリがやってるのか?!「世界の全部の火山を噴火」……ってマジか?!


「シュリストップ!」


「ふぇええ〜っ!!アタシも行くゥ〜!!!」


ボロボロ溢れる大粒の涙が砂漠の上に落ちた途端、ジュワッと音を立てて砂が溶ける。エレミアもアヤも揃って青ざめた。


「わ、わかった!連れていく!連れていくから噴火はやめろォ!!」


◇◇◇


「と、言うわけで仲間になった火山の女神」


「シュリちゃんだ!」


本当は世界の平和を護るためにやむを得なかったのだが――


583:世界の存亡がイリスのドSにかかってるのかw昨日の地震ってそれのせいだったんwww


584:マルナゥ火山近いからマジでお願いします。躾しといてくださいその鞭で。今こそ幼女を叩く時


「叩きません。はぁ……じゃあとりあえず砂漠地帯のゴール目指して進もう」


「はい……」


「まだ不貞腐れてんの?ま、あの女が邪魔なのは分かるけどね」


「私からしたらアヤさんも邪魔ですっ。イリス様を見つけたのは私が最初なんですからね!」


「ふん。私なんてイリスがこーんっくらい小さい時から一緒なんだからね。"幼馴染兼恋人"だもの」


「裏切り者の悪女」


「は?聞こえたわよ?」


額を付き合わせるM女二人。俺はこめかみを抑えながら鞭を手に取ると二人の体を纏めて縛り上げる。


「きゃんっ!」


「ひぁあっ!!」


二人の胸が引っ付きあい、あっという間に子猫みたいな顔になる。嬉しそうな顔をする二人に溜息が零れたが、溜息にすら恍惚な表情をされるのだからどうしようもない。


「二人とも、仲良くできるよね?」


「は、はぃっイリス様!!あっ、鞭がくい込んでっ」


「ナニ感じてるのよ変態っ!あぁもうっこんな女と縛られて仲良くだなんて……そんな命令っそんな……はぁんっ」


「暫くそうやって反省してろ。行くぞ」


二人まとめて鞭で絡めたまま砂漠を行く。ギリギリ放送事故だ。


躾って難しいな……世のS男はどうやってんだ?


「お、おぃイリス!」


シュリは俺の前に躍り出ると両手を広げる。


「ン?」


「アタシも縛れ!ずるいぞ!アタシもやってみたい!!」


「えぇ〜……」


どうやら俺のドSが新たなM女を釣り上げたらしい。














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