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《 アルブレロ・ファンタジア 》-運と実力で最強の生産職を目指す-  作者: 竹輪葱
序章

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そういえばの持ち物チェック

(うーん。とてもじゃないが、バレたらやばそう…)


キョーカが戻ったエリアスは疑問や好奇心の声が飛び交う街になってしまった。そりゃあ、初日の数時間でワールドクエストで報告される程の功績を挙げたプレイヤーがいるのだ。気になるに決まってる。僕だったら気になるね。


「よーし街で何しようかな!」


あ、この人考えるの諦めました。


ま、まあとにかくキョーカはエリアスで今後の行動を決めようとしていた。周りを見て回ると、開始から何時間かたった事もあって、プレイヤー達は各々でやれることをやっている感じ。


「おーあれは、武器を調達してるなぁ。あ!あれはテイマーだ。うわぁあれはなんのモンスターだ?気になるうう。」


キョーカが見たプレイヤーが連れていたのは小さな犬のようなモンスだった。いいなぁ、でも森狼を思い出して少し申し訳ない気持ちになる。本当にあの時はするする討伐できたからな。しかし、狼…いやワンワン。とても羨ましい。


「シュ〜!!シュンシュン!!!」


「お、ライズも街が目新しくて喜んでるな。でも僕はあのワンワンをもう少し観察したいんだが…」


ワンワンかぁ、この世界の、モンスターは全部卵生だったはずだ。魔力を使って卵を生み出すらしい。犬も卵で生まれるのだ。不思議生物すぎるな。ん?そういえばさ、今までライズのインパクトがデカすぎて忘れてたけど禍竜のドロップアイテムが2、3個あったのを思い出したぞ。


「どれどれ〜、アイテムを…」



ーー【神獣竜の卵】ーー

禍は浄化され元の姿をとりもどす。ならば卵もまた同じ。これは浄化されし禍の真の卵。




「…」



これは、また秘密が出来たね。ヤッタ…とはならないよぉ。神獣竜来ました遂に、気になってはいたんだよね。説明文的には堕落する前の禍竜が神獣竜だったという感じか。なんともまあ強そうな二つ名。というかあれを育て上げたかつての妖精少女凄すぎだろうが。

妖精少女はモンスの死骸を捧げてたんだっけか。じゃあこの卵もそうやって孵化するんだろうな。えっと?次のドロップは、


ーー【竜の極心《ごくしん》】ーー

情報が確認できません。


おーん凄そうなの貰っちゃった。これに関してはよく分からないな。情報も見れなくなってる。…次!


ーー【覚醒魂:禍】ーー

情報が確認できません。


こっちも見れないのか、じゃあ後回しだな。僕は今から何をすればいいんだ。一通りエリアスはもう見回したけど、次の街に僕も向かうべきか?




ーー「ギルド登録した?」

ーーー「え!そんなのあるの。今すぐ行かなきゃ」



「あ、ギルド。ベータテスター情報にあったぞ。」

ギルド。数多くのギルドがこの世界には存在していて、職業によって入るギルドも自分で決められる。確か、テイマーには専用のギルドがあったはずだ。


「そうだ、テイマーギルド行こう。」









ーー【テイマーギルド】ーー

てことで来ちゃいました。テイマーギルド!さあ登録しよう。


「初めまして!登録ですか?」


「はーい登録です。どうすればいいですか?」


カウンターにいたのは綺麗系のお姉さんだ。この人もNPCなのか。やっぱこのゲームはクオリティが段違いだな。


「こちらの魔法陣に触れていただくだけで大丈夫です。」


「じゃあ早速。」


キョーカが用意された魔法陣に手を乗せると、魔法陣から光が輝く。



「これで完了しました。これから依頼を受ける時にはあちらの掲示板からお選びして頂き、貢献度を積んでくださいね!」


「はい!」


よくあるファンタジー物よろしくクエストをこなして貢献度を稼いでいく方式なのか。




ということで、

クエストをやってみましょう。

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