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《 アルブレロ・ファンタジア 》-運と実力で最強の生産職を目指す-  作者: 竹輪葱
序章

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19/22

初めてのテイムでシュ〜♪

「シュシュシュー♪」


気づいたら隣になんかいるんですけど。

え怖い怖い、いつの間にですか君は。


キョーカの隣に現れたのは小柄な見た目の……男の子?まあプレイヤーではないと思う。


「君は誰かな?えっと妖精?」


「スゥン」


「ス、スゥン?違うってことかな。ええっと…あ、モンスターは名前と種族が見れるのか。」


ーー【ライズ】ーー

Lv1

種族:記憶の精霊



「記憶の精霊。あ!さっきの説明文にあったな。記憶の精霊の加護がどうのみたいな」


「スーン!!」


「精霊…レアモンスかな!!やば、ワクワクしてきた。」


ベータテスターの情報には精霊系モンスターに関する情報は無かった。しかも、なにやらクエストと関わりが有りそうだし。



「シュ〜ン」


「ん?なになに」


「シュ」


「手がどうしたの?」


「シュシュシュシュシュ」


「わっ、そんなに握られても」


何がしたいんだ?




ーー【テイムの条件を達成しました】ーー


記憶の精霊【ライズ】をテイム可能です



「え、ええええええええええああああていむうううう!?!?」


き、きた。キタキタキターー、来ましたテイム。初めてのテイムは慎重に選ぼうと思っていました。今この時が来たみたいです。絶対に刀神と関係のある子だもんな。テイムしない手は無いということだ。甘んじてテイムしますとも。


「あ、アイズ。もし良かったら僕と一緒に冒険しないか?」


「シュ?ススススーン♪♪」


「ほんとか!?じゃ、じゃあテイムするぞ。」


「シュ♪」


「あー、確か手を対象にかざして…【テイム】!」



キョーカの手の先に居るアイズが光り輝く。



ーー【テイム成功】ーー


ーー【ライズ】ーー

Lv1

種族:記憶の精霊

契約者:キョーカ

【スキル記憶】【魔法記憶】【記憶再現】【記憶変身】【魔法強化(小)】【魔法耐性(小)】【風魔法】【雷魔法】【気配察知(小)】【隠匿(小)】


【スキル記憶スロット】

1.【刀神刀技:砕絶流】〖Lock〗(現在使用不可)

2.【真竜覚醒:神獣竜】〖Lock〗(現在使用不可)

3.

4.

5.


【魔法記憶スロット】

1.【神獣竜の大竜巻】〖Lock〗(現在使用不可)

2.【メテオインパクト】〖Lock〗(現在使用不可)

3.

4.

5.

【変身スロット】

1.【刀神:サイゼツ】

2.【神獣竜:ファーグ】

3

4

5



「え…」


「スン?」


「き、記憶、へ、変身?なんだそれ凄すぎる。というか刀神刀技を記憶してるのか。いや、神獣竜って何よ。知らない知らない怖いって。あれ、でも現在使用不可になってる。レベルが足りないのか?」


キョーカが初めてテイムしたモンスターは凄いどころじゃないトンデモ精霊でした。







その後…



ー【妖精の隠れ里】ー


「本当にありがとうございました!!!」


「いやいや、僕もいい経験をさせて貰ったよ。」


「禍竜ファグアデルグの完全な消滅を確認しました。これでこの里の将来が見えてきました。」


「ホントに良かったね。でもフィナ、感謝するなら僕よりもずっと耐えてくれたファナにするべきことなんだよ。」


「え、私ですか?私は巫女として当たり前ですのでそのような事を言われても…」


「素直じゃないねっ。まあでもコレで僕にできることはもう無いから。そろそろ行くね。」


「シュ〜♪」


「え、もう行かれるのですか。まだまだ感謝が、」


「フィナ、止めなさい。これ以上迷惑をかけられないでしょう。」


「…はい。」


「ははっ、そんな顔しなくても気にしてないよ。」


「是非また来てくださいね!」


「ええ、この里はこの先キョーカさんを新たな英雄として友好的に接して行こうと思っているので。近くに来た時には是非。」


「英雄…ハ、ハハ。そ、それじゃあ行くね。ばいばーい!」


「シュシュしゅ〜」




「ファナ姉さん、あの精霊って何だろうね」


「あれは…記憶の、そう。キョーカさんは本当にオオタチ様の力を…」


「姉様?」


「いえ、なんなのでしょうね。」











ーー【エリアス近郊】ーー


「はあ、どっと疲れた。こんなに疲れたのにまだリリース開始から1日も経ってないのか。全くどんな技術力なんだ…」


「シュ〜シュンシュ〜ススス〜」


「ライズは元気だね。」


「シュー!!」


「ふぅ、よし!じゃあエリアスに戻ろう。」


「シュ〜♪」





キョーカがエリアスに戻ると、街の中に未だに残っていたプレイヤー達が大きなざわめきを響かせていた。



ーーー「おいなんだよEXTRAクエストって!?!?」


ーー「そんなのベータテスターから聞いてない!!!」


ーーー「いいなぁ俺も早くそういうのやりたいーー」


ーー「とにかく情報を集めないと」


ーーー「一体誰がクリアしたんだ!!」


ーー「まだ開始から数時間じゃねぇか!?RTAかよぉ」







キョーカは思った。



「これ、バレたらやばい?」

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