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28 ダンジョンレベル6, 7攻略と帰宅

 翌日、民泊をチェックアウトし、そのまま熊本へ行った俺は、これまた自然豊かな山の中にあるレベル6のダンジョンに潜り、昼過ぎには攻略を終える。ダンジョンボスは上山田ダンジョンと同じく『スライム・ダブル』が8匹。昨日よりも手ごたえを感じることなく討伐し、8つの『魔物の装備品』ドロップである『膠化(こうか)凝縮物質』を手に入れた。スライム系統の魔物からドロップする『魔物の装備品』ドロップは総じてコレであるため、買取価格自体はそこまで高くない(1つ200円程度)。ただ、水でふやかすと保湿ジェルとして使えるので需要自体はあるらしい。

 道中で手に入れた魔石3個(1つ600円)と合わせて、3,400円の儲けだ。攻略自体には2時間弱ほどかかっているので、時給換算で1,700円である。まあダンジョンボスからのドロップは1回限りなので、継続してどんどん高いレベルのダンジョンに挑まなくてはならないけど。

 とにかく、こうしてダンジョン攻略によって順当にお金を稼いでいるとちゃんと攻略者をやれているなと実感する。


 その日は時間も余っていたので、追加でダンジョンを2周ほど周回し、ドロップ品を狙いながら時間をつぶした。

 この日に稼いだ額は全部で7,000円ほどだった。


「ダンジョンレベル6でもこれだけ稼げるのはありがたいよなあ。この調子なら来月くらいには収支はプラスになるんじゃないか?」


 こうして4/4はダンジョンレベル6の攻略と周回、そしてドロップ品の売却で収支プラスのまま終えたのだった。



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 さらに翌日、熊本の中でもかなり南に位置する街で、ダンジョンレベル7の攻略を行った。

 結果から言えば、俺の過剰戦力によってあっという間に攻略できたのだった。ダンジョンボスは初めて戦う4本腕の不死者(ゾンビ)『アンデット』だった。安直な名前であるが、今まで見つかっているゾンビのような魔物はすべて4本以上の腕を持っているので、仕方なくただのアンデットと呼ばれているらしい。

 不死者の名前を背負っているだけはあり、耐久力は『グリーンロック』並みで多少なりとも苦戦を予想したが、『すらむだうん』一発で4本腕諸共頭部をつぶすことに成功し、ダンジョンクリアとなった。ドロップ品は少し大きめ魔石だった。

 そんなこんなで今ダンジョンは3回ほど周回し、何とか目標のドロップ品売却額合計5,000円を達成した。その間に、新しく防御スキル『かうんたーばらんす』とパッシブスキル『ついかいどうそくど+100』を手に入れた。

『かうんたーばらんす』は相手の攻撃にタイミングよく攻撃を重ねることで、お互いの攻撃力を同じにするというバランスブレイカーな防御スキルだ。理論上どんなに強い攻撃も相打ちに持ち込める効果を持つ。そして『ついかいどうそくど+100』は、まあそのままだ、うん。

 更にステータスもダンジョンレベル6, 7の攻略により合計700くらい伸び、加速度的に成長している。全ステータス1.4倍くらいには伸びており、中級攻略者まであと一歩と言ったところだろうか。


 こんな感じで成長を実感する3日間のダンジョン攻略旅だったが、明日から高校が再開するので、今日中には帰宅しなければならない。現在地から自宅までの帰宅ルートを調べ、片道1万円ほどかかるという事実に打ちのめされながら新幹線に乗る。


 もし近くにダンジョンレベル8があればレベル7のダンジョンを周回せずに行きたかったが、さすがにそこまで都合はよくはなかった。正直、稼ぎが移動費用とトントンで移動時間の方がダンジョンにいた時間より長い気がするので、あともう一つダンジョンに潜れていればという気持ちはあった。


 ということで4/5の夜。九州新幹線に乗りながらダンジョン情報収集をしたり、その途中で『博多ダンジョン』攻略中のパーティのうち新たに1パーティが撤退したりと、ダンジョン情報を収集しながら帰宅したのだった。


 もちろん家に帰ったら鍛錬の時間である。ここ数日の戦闘を振り返り、大金槌を振る動きを模倣することに努めた。しかしいくらやっても、コンマ3秒は振りが遅く感じる。やはりステータスやスキルによる恩恵は莫大である。

 だが、それは鍛錬を怠る理由にはならない。汗をかき、肉刺を作り、それでも精緻に至るまで、とことん大金槌を振り続ける。数日間家を出ていた分、いつにも増してしっかりと日課をこなす。そうして気づけば空が白に染まり始め、夜が明けてしまったと気づきながら、俺は学校に行く準備を始めたのだった。



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 なまえ:小野寺太郎丸おのでらたろうまる

 とし:16

 しゅ:ひと

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 ついかこうげきりょく:391(+121)

 ついかぼうぎょりょく:374(+129)

 まなりょう:260(+103)

 ついかいどうそくど:334(+119)

 ついかまほうこうげきりょく:322(+118)

 ついかまほうぼうぎょりょく:457(+130)

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 ふれいるすいんぐ

 すらむだうん

 かうんたーばらんす

 ついかこうげきりょく1.1ばい

 ついかぼうぎょりょく1.1ばい

 ついかいどうそくど+100

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 あじゃすとうぉーく

 わーどらんげーじ

 すとろんぐあーむ

 すてあさーち

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 さいだいだんじょんれべる:7

 だんじょんこうりゃくりれき:『あしきただんじょん(7):9かい』

『やまがだんじょん(6):7かい』

『かみやまだだんじょん(5):6かい』

『すみよしだんじょん(4):6かい』

『すみよしだんじょん(4):5かい』

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