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第39話 夕暮れのバイト先で灯った小さな光
高校を卒業してから、私はコンビニで働くようになった。
短大が終わった後、すぐにバイトへ行けるよう、あえて学校の近くの店舗を選んだ。短大が始まるまでは日勤で働いていたけど、コンビニの仕事は、想像以上に大変だった。
レジだけではなく、商品の検品、レジ点検、細かい作業が山ほどあり、覚えることが多くて、何度も手こずった。
その度に、日勤のパートのおばさんたちに煙たがられるようになり、帰り道で泣きそうになったこともあった。
短大が始まってからは、夕方メインのシフトに変わった。
日勤よりは働く時間も短く、少し気が楽になっ
た。
それでも、すれ違いのタイミングで、日勤のおばさんたちと顔を合わせると、胸の奥が少しだけざわついた。
けれど、夕方のメンバーは違った。
私と歳が近い人が多く、手が空くと気さくに話しかけてくれた。常連のお客さんとも世間話をするようになり、その時間は、不思議と心が軽くなった。
オーナーも優しくて、分からないことがあれば、気軽に質問しやすい方だったから、
『ここなら頑張れるかもしれない』
そう思える場所だった。
短大では苦しいことが多かったけど、バイト先だけは、私が
『ありのままでいられる場所』
だったのでした。




