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第18話 変わらない現実
授業もどんどん難しくなり、私は学校へ行くこと自体が嫌になっていった。
母は
「中学校に行けば、環境も変わる!」
と散々言ってきたくせに、実際は何ひとつ変わってなかったから
「全然変わってないじゃん」
と、私は母に向かって言った。
だけど母は、
「そんなこと一言も言ってない」
と突き返してきて、
「ふざけるな、クソババァ」
と、私は心の中で叫んだ。
部活はとりあえず合唱部に入ったが、
「楽しい」
と思える瞬間は、ほとんどなかった。
中学校に入ってからは、辛い日々の連続だった。
母はストイックな性格で、私が部活を休むことを許してはくれなかった。
さらに、小学校の頃から続けていた塾にも通っていたこともあり、私は身も心もボロボロになっていったのでした。




