表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灯りの記録 〜幼少期から実家を出るまでの記録 番外編〜  作者: なかみね ひまり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/44

第10話 わがままを受け止めてくれた先生



保育園までは、送り迎えがあったけど、小学生になると、自分の足で登校しないといけなくなった。


私の家から小学校までは、徒歩で30〜40分ほどだった。


少し遠い地域に住む子たちは、スクールバスに乗れたが、私が住んでた地区は


『ギリギリ徒歩圏内』


と判断され、バスに乗れなかったことが、悔しくてたまらなかった。



さらに、近所に同級生もいなかったから、当然ながら、一緒に帰る友達もおらず、いつもひとりで帰ってた。


小学生になりたての頃は、ひとりで帰ることが怖くてできず、担任の先生に無理を言って、途中まで一緒に来てもらったこともあった。



そのたびに、同じ方向に帰る男子たちからは、


「ひとりで帰れないなんてダサい」


と罵られることが多く、彼らと帰る時間が重なるのが嫌で、先生が来れない日は、わざと図書室で時間を潰してから帰っていた。



今思えば、このお願いは、本当にワガママだったと思う。


それでも、嫌な顔ひとつせず、私の不安に寄り添ってくれた小1の時の担任の先生には、思い出すたびに、感謝の気持ちしかないのに、その時のお礼が言えないまま、私は、小学校を卒業したのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ