012話 ラテラ王国ラディス王子とリティアが結婚する。
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この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ラディス王子がリティアにプロポーズしたので朝食を食べ終わってから、応接室へ移動して立会人としてティアスとレティリアの二人がなり、二人で結婚に向けて話し合いが行われた。
「あの私と結婚すると本気で言っているのですか」
「あぁ、直ぐにでも貴女の結婚式を挙げたいと考えている。俺はリティアに一目惚れしたからな、こんな事は今までの人生で初めてだからな逃す心算はない」
「うっ・・。はぁ~、それなら条件があります。ラテラ王家には直営の商会がありますか」
「いいや無いな、なんせ家の王家は能筋だからな商売の知識が無いな、海で漁をするのが主だからな」
「そうですか、私が嫁ぐ条件としてラテラ商会を立ち上げ、私が会長として自事業展開させて貰います」
「あぁ、良いぜ願ったり叶ったりだな、何時かは商会を立ち上げたいと思っていたから」
「それと浮気は絶対にしないと約束出来ますか、側妃とか迎えないと誓いますか」
「あぁ、問題ない。リティアとの間に子が出来なくても他に王子が居るからな後継者の心配がない」
「因みにラディス殿下が王位に就く可能性はありますか」
「あぁ、俺が結婚すれば王太子になるな、まぁ、仕来りとか行儀作法とかはあまり関係ないからな、それに家の王家は身分関係なく両者が良ければ結婚が認めらるからな」
「後は居住環境はどんな感じなんですか、公爵領内はかなり便利になってますがトイレなども洗浄式が当たり前なのです。それに水道も手組みとかじゃないですわよね」
「あぁ、それについはリティアの好きな様に改築しても良いぞ、俺もその方が良いからな、どちらかと言うと遅れているからリティアに任せるよ」
「そうですか、レティも私が嫁いだ暁にはキッチリ協力して貰うわよ好いわね」
「うふふ、任せて私もリティアを応援するし協力もする。それは約束するわ」
「それじゃ、先ずは塩の精製工場ユニットと浄水設備ユニットと上下水道のユニットを発注してくれる。それと造船ユニットも鉄製の船を建造するわよ」
「良いわよ、直ぐに発注してするわね、頑張ってね、私も視察に行くから」
これは丁度好い機会だからやりたかったことをラテラ王国で試すのも面白いと考えて、リティアに対して全面協力することを決めた。
それからラディス王子はキリアス商会王都支店へ出向き、リティアのお父様に嫁に頂く為の挨拶に伺い、1週間後にラテラ王国の王宮で結婚式を挙げる事になった。
その日の内にラディス王子はリティアが運転する魔導車に乗って帰国していき、レティリアもティアスとカティスとソフィアの4人で二日後にラテラ王国へ魔導車に乗って結婚式に参加した。
ラテラ王国の王宮は何と言うか和風の木造作りであり、王家が住む王宮と政治を行う政務御所と軍事を行う軍事御所と広大に敷地の中に在った。
「よくぞ参られたなティアス殿、久しいな、同盟を結んだ時以来か」
「はい、相変わらずで何よりです」
「そなたがティアス殿の嫁かふ~ん、なるほどな賢そうな面構えだな、今後とも親しく頼むぞ」
「はい、こちらこそ従姉のリティアの事を宜しくお願いします」
「あぁ、あの嫁は面白いな、ハキハキと物を言うところが良いな、私も押されっぱなしだぞ、私の妻も気に入っておるぞ良い嫁をもらったと常に一緒に居って姉妹のようじゃな」
「アハハ、そうですか、伸び伸びしている様なら良かったです」
レティリアはリティアがどんな感じで王宮で暮らしているのか何となく想像して見て、ちょっと怖くなった。
リティアは見た目はレティリアに容姿はさほど変わらず黒髪で紺の瞳でありレティリアは若干美形でリティアは愛らしい感じで、体形が同じ感じなのでレティリアと二人でいると双子と時々間違いられる事もあった。
それに頭脳明晰で気が強く下手な男を寄せ付けない強さを持っていたので、一生独身で通すと豪語していたくらいであった。
どちらかというと男嫌いの節があったけどラディス王子から強引に口説かれ、ラディス王子の豪快さに何となく惹かれた感じの様だ。
「あっ、レティ来てたのね、一緒に来て貰えるかしら、お父様好いわよね」
「あぁ、良いぞ、レティリア殿一緒に行くと良いぞ」
レティリアはリティアに連れられて別室へ行くと、部屋の中にはラディス王子そっくりで日焼けして女性が居て、テーブルの向こう側に座っていた。
「お母様、こちらが従妹のレティリアです。ねぇ、この図面を見て貰える。これで部材と職人を送って欲しいの」
「えっ、そうなのどれどれ、え~とこれは全面改装するのですか」
「そうね、この子達の夫婦の宮だけ改築するなら、せっかくだから全面改装した方が良いと思ってね、もう古くて雨漏りするとあるのよ」
「なるほどね、廃材の処理はどうなされますか」
「その件だけどゴミ焼却場を建てようかなと思っているのよ、何とかならないかしら」
「うん、場所があれば何とかなるけど、ついでに火力発電所も建てたら良いじゃないの、鉄製の造船所を建てるなら必要よ」
「鉄製の船で戦艦とか造れるのかい」
「はい、一隻くらいは保持した方が良いと思います。北側の大陸にリステア帝国が在りまして近い将来ここにも侵攻してくる可能性があります」
「はい、一度山越えして来て侵攻されましたが、事前に察知できたので事無きに終えましたけど、かなり文明が発達している様です」
「それはまた恐ろしいね、帆船ではないのかい」
「知り得る情報では蒸気船ですね、石炭を焚いて蒸気を使って進む船です。ただ木造なので鉄製の船で体当たりをすれば沈みます。勿論鉄製の船の場合は魔導エンジンで進む船になります」
「分かったは、その造船所と火力発電所とゴミ処理場をセットにしましょう、期待しているわよ」
「分かりました、公爵家も全面協力させて頂きますので、また来訪させてもいますね」
「良いわよ、貴女なら何時でも歓迎するわよ」
それから先ずは改築する部材の見積もりを出して、王宮の城下町に在るラテラ商会の広い敷地に部材を納品する事が決まり、何かあればリティアから通信機で連絡する手段を整えて行く事にした。
ラテラ商会の支店をキリシタン王国内に支店を出店して貰い、そこの支店に通信機の中継局を置く事で通信可能にする事から始めることにした。
ラテラ商会にキリアス商会から魔導トラックを10台販売する事が決まり、ラテラ商会の支店を通じてキリアス商会から商品を卸す形態をとる事した。
それからラテラ商会で昆布の佃煮工場も建設する事になり、ゴミ扱いされていた昆布が収益をもたらす商品に変貌を遂げるのも時間の問題となった。
斯うして女同士の話し合いでラテラ王国は今後大きく変貌していく事になり、公爵家とも密接な関係を将来的に築いていく事になる。
ラディス王子とリティアの結婚式はまさに日本風で神前で袴姿のラディス王子と巫女風の着物姿のリティアが二人並んで立ち、宮司がの祝詞を詠んだとに一つのサカヅキに酒を入れと二人で一口ずつ飲み交わす感じで行われた。
新郎新婦のサカヅキが終るとその場に新郎新婦の席が用意されて、直ぐに皆で宴会が始まり料理と酒の飲食が始まり、二人の門出を祝うという割とシンプルな結婚式であった。
王妃かティアは嫁のリティアを見て、これからの時代は女の賢くなければ生き抜いていけないとの考えに至り、可愛い二人の姫君を公爵領内に在る学園に留学させる事にした。
ラディス王子とリティアは無事に初夜を終えた翌日には姫君二人を魔導車に乗せて、レティリア達と共に王都の屋敷に向かう事になった。
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