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ヤンデレ蛇獣人さまに執着されて  作者: 幽夜舞


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5/8

四 拒否

 約束の時間の1月3日午前8時になった。タクミは、約束の場所でミコトを待っていた。数分遅れて、ミコトが来た。


「ごめんなさい、ちょっと準備に時間がかかって、遅れちゃって…」


「全然大丈夫ですよ。あなたにならいくら待たされてもいいです。」


 タクミは、遅れたミコトに起こることもせず、笑って許した。


「それで、返事なんですけど……ごめんなさい、私あなたの想いには答えられません…私には、大切な家族や友人がいるんです……本当にごめんなさい…」


 ミコトは、頭を下げて謝った。


「そう、ですか……そうなんですね……」


 タクミは、感情のこもっていない声でそう答えた。


「あの、最後に顔を見つめさせてもらってもいいですか…?」


 ミコトはそれくらいならいいと思って、了承した。それを一生後悔するとも知らずに───


 タクミは、ミコトの顔を手で挟んで目線を逸らせないようにした。そして、目をじっと見つめて言った。


「あなたを逃がしたりなんか、絶対にしない…あなたは僕の番になる人なんだ…僕が幸せにしてあげるから…体の隅々まで、骨の髄まで、血の一滴まで、どこも余さず愛してあげますから…だから、絶対に逃がさない…」


 タクミは、彼の能力『洗脳能力』を使った。彼の声に支配されたミコトはだんだん目が虚ろになっていった。


「それで、もう一度答えを聞いてもいいですか?」


 タクミは、優しい笑顔で聞いた。しかし、その目は笑っていなかった。


「あなたの番になります…一生そばに居させてください…」


 ミコトは、感情のこもっていない機械のような声で返事をした。


「ふふっ、そうですか。僕と一緒になりたいんですか」


 タクミは満足そうに笑った。


「今度はその言葉を自分の意志で言えるようになるまで、僕の愛を君の体にしっかり調教し(おしえ)てあげるからね……それじゃ、一緒に神界 僕たちの(愛の巣)に帰ろうね……」


 タクミはミコトをやさしく抱きしめて言った─────

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