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【書籍化】高卒、無職、ボッチの俺が、現代ダンジョンで億を稼げたワケ〜会社が倒産して無職になったので、今日から秘密のダンジョンに潜って稼いでいこうと思います〜  作者: 砂糖 多労
第3章 ボッチ男とオタク少女

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第15話 サジタリウス! 起動!②

――――――――――

無念の醜犬(D)を倒しました。

経験値を獲得しました。

報酬:1187円獲得しました。

ドロップアイテム:醜犬の骨(D)を獲得しました。

――――――――――


 爆炎が晴れるとそこには何もいなくなっていた。

 どうやら、一撃でモンスターを倒してしまったらしい。


 モンスター討伐のアナウンスも流れたので、間違いない。


「ありがとう。サジタリウス。シャットダウン」

『お疲れ様でした』


 戦闘が終わると、サジタリウスはアームなどを引っ込め、元の車椅子に戻る。


「ふむ。四発は少し多かったかな? 次は三発で試してみるか? いや、いっそのこと一発にしてみるか? だが、それで倒し損ねてしまうのもな」


 そして、雅は戦闘結果の考察を始める。

 あんなにすごかったのに雅は結果を見て少し納得がいっていないようだ。


「え!? みやびさん! 今の何ですか!」

「すごいすごい! なんかミサイルみたいなのが飛んでいったよ!」

「ふふふ。僕のサジタリウスはすごいだろ!」


 京子と朱莉の称賛を受けて、雅は満更でもない様子だ。

 いや、自慢するのもわかる。


 かなり強力だったからな。

 それに、めちゃくちゃカッコよかった。


「すごいじゃないか。一人でもダンジョンに潜れたんじゃないか?」

「いやいや、索敵もできないから、一人でダンジョンに潜るのは無理だよ。それに、今の攻撃はあまりコストパフォーマンスが良くないんだ」


 どうやら、今放ったミサイルを作るために下級ポーションを始め、色々なアイテムが必要になるらしい。

 そのため、原価で一発千円ちょっとするのだそうだ。


 つまり、今の戦闘は完全に赤字だ。


 そうホイホイとは使えない。


「そういうわけで、普段はこのボウガンで後ろから支援をさせてもらうよ」


 そう言って、雅が肘置きの中から簡単なボウガンを取り出した。

 なんでも出てくるんだな。サジタリウス。


「それにしても、このサジタリウスっていうのはすごいな。ただの車椅子じゃなくて雅の武器だったのか」

「正確には武器兼防具兼アクセサリだね。これ一つで僕の武器枠と防具枠とアクセサリ五枠を全て消費している」

「へー」


 雅は武器を作る鍛冶師と防具を作る防具職人、アクセサリを作る錬金術師の三つともを習得している。

 その技術を集結させて作り上げたのがこのサジタリウスらしい。


「最初は車椅子にボウガンを取り付けたのがきっかけだったんだ」


 元々雅は狩人という盗賊の派生ジョブについていたらしく、武器は弓系を使っていたそうだ。

 そのため、最初は普通の車椅子に仕込みボウガンの機能を追加した。

 その上で、ダンジョンに潜るため車椅子に色々と装甲を貼り付けると、車椅子に座るだけで武器枠と防具枠の両方が消費されるようになったそうだ。


 そこで、雅は車椅子に色々な機能をつけられることに気がついた。

 そして、どこまで強化できるか気になった。


 色々試しているうちに、武器一つの機能と防具一つの機能、それと、アクセサリ五つ分の機能までなら一つのものにつけることができることがわかった。


 そこから、雅は色々な防具やアクセサリを追加していき、今のサジタリウスとなったらしい。

 ちなみに、ミサイルは使い捨てアクセサリ扱いらしく、一戦闘で四発までしか撃てないそうだ。


 最後のひと枠はさっきの声を発していたやつで、自動防御系のアクセサリを何かに使えるんじゃないかと色々いじっているとちゃんと使えるようになった時に喋り出したらしい。

 どういう原理かは雅にもわかっていないようだが、そんなことを言ったらダンジョンGo!だってよくわかっていないのだ。

 今更変なことが一つ増えたって驚くほどのことでもない。


「でもよかったよ。ちゃんとDランクダンジョンでも通用するみたいで。これが全く通用しないようなら完全な足手纏いだったからね」


 素材は他の冒険者から譲ってもらったDランク産のものを使っていたから、大丈夫だとは思っていたそうだが、ダメージは武器の能力と本人のステータスの合計で決まる。

 雅が戦闘向きのジョブではないため、全くダメージを与えられないということもあり得たのだ。


「雅さんもそんなの気にしなくていいのに! ステータスだって、ジョブが黒鍛冶師になれば上がるんでしょ?」

「そうなんだけどね。短い間とはいえ、足手纏いになるのはやはり嫌だからね」


 雅の気持ちもわからなくはない。

 期間限定とはいっても足手纏いになるのはやはり嫌だ。

 別の部分で役に立っていたとしても、やっぱり足手纏いになる部分は無くしたくなる。


 可能ならどんな場合でも役に立ちたいと思うのが人情というものだ。


「よし! 雅が戦えることもわかったし、どんどん進んでいこうか!」

「「「おー!」」」


 俺たちはどんどんダンジョンの奥へと進んでいった。

お読みいただき、ありがとうございます。


次話は今日の夕方に投稿します。

第三章完結となる150話までは毎日一話以上更新します。


面白かったと思ったら☆で応援をよろしくお願いします。

そうすれば、もっと多くの読者に読んでもらえるようになるので。


WEB小説は初動が重要なので、これまでの暫定でいいので☆をつけてもらえると助かります。

評価は付け直し可能ですので、好きな時に評価ポイントを増減させてもらって大丈夫です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] おお!ほぼ夕方と言っていい時間帯なのに”昼間”と言い切る胆力★ う~~ん・・・マンダム★ ――というのは冗談で、昼の分の更新お疲れ様です★ ^^b [気になる点] ミサイルの威力はステータ…
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