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第89話 生まれかた



「確か、神が建てたんだったか?」


「ああ、今回戦うのはそいつだ」



……え?



「そいつの名は火霊土神(カグツチノカミ)。人や妖が持つ炎への恐怖、怨恨が具現化した神だ。」



「炎」と聞くと思い出すのはやはり鳳凰だ。鳳凰が消えてからまだそれ程時間は経っていないが、何故かもう何年も前の話の様に感じる。



「そいつは炎を使うのか?」


「ああ、だから水や風を扱う儂は相性が悪くてな……。かれこれ百年以上は倒せていない。」



百年か……。



「鳳凰や禍津日喰神(マガツヒバミノカミ)火霊土神(カグツチノカミ)、どっちが強い?」



素朴な疑問だった。今まで見た妖の中で一番強い炎を使う鳳凰と妖の最強格と名高い大龍が百年以上苦戦している炎の神、どちらが強いのか……。



「火霊土神だな。」


「そもそも妖と神では格が数段違うからな。それは禍津日喰神も一緒だ。」


「?」



禍津日喰神もれっきとした神。その強さも理解している。



「そもそも禍津日喰神と火霊土神には圧倒的な違いがある」


「圧倒的な……違い?」


「生まれかただ。禍津日喰神は鳳凰が切り捨てた穢れが神格化して意思を獲得した物。対して火霊土神は妖や人等の大勢の物達から生まれている。いくら鳳凰から生まれたとはいえ数には敵わんのだ。」



禍津日喰神の方が弱いというのも驚きだが、そもそも鳳凰たった一人の穢れが神格化してる時点で凄いと思うが……。



「まぁとにかく儂じゃ奴には敵わん。お前と葛葉の助けがあってトントンの実力。」



大龍の実力がどれほどなのかはまだ知らないが、少なくとも最強格と呼ばれる程の妖にそこまで言わせる強さはあるということだ。


前回以上に気を引き締めなければ……。



「まぁ安心せい、今回はわらわもおるからのぅ。大船に乗ったつもりでおるが良いぞ!」



いきなり葛葉にそう言われて少し緊張が和らぐ。


どこからそんな自信が出てきているのかは知らないが、葛葉は手数、技の質を含めて四大厄災に引けを取らない強さを持っていると俺は思う。


葛葉と大龍がいるのなら心強い。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「君が火霊土神かい?」


「……そうだが、何か用か?」



白い翼を背中に生やした老人が近寄ってくる。燃やそうとも思ったが、敵意を感じなかったので取り敢えず様子見だ。



「ああ、君に有益な情報と力をあげようと思ってね」


 

老人はニヤリと笑う。


力をくれるなら丁度良い。そろそろあのくそ龍を燃やしたいと思っていたところだ。



         レベリオ


種族⋮天使


レベル⋮第2位階(智天使)


年齢⋮???


属性⋮聖


能力⋮反逆者(フォールン・ノーレッジ)


スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、

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