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第86話 承 お茶会



「流石ミリシアねーあのアルボルを言い負かすなんて!」



愛と情熱の女神・ルヴィア様は私が持ってきた焼き菓子を頬張りながらそう言う。


……美味しそうで何よりです。



「わたくしも友として嬉しい限りですわ!」



いつも優雅でお上品なアルフィナ様はこのお二人方、ルヴィア様とミリシア様の前だと女の子らしくなる。


アルフィナ様はお二人方の前だと素の自分でいられるようです……私にはできないことだ。



「二人ともありがとうございます!それに二人は遅刻していなくて良かったです。」



アルフィナ様とルヴィア様は少し考える素振りを見せてから言う。



「ねぇ、ミリシア。その事なんだけど……」


「貴女、誰に神卓会議の時間聞いたの?」



私も少し妙だと思っていた。ミリシア様には"あの"レベリオが付いているのだ。レベリオが時間や予定を把握していない訳がない。


いくら急だったからとはいえ神卓会議に遅刻するなんてへまをレベリオがする訳が……。



「確か、ヴェスティア様にお教え頂きました。」



アルフィナ様とルヴィア様は驚いた顔をしてミリシア様を見つめる。ミリシア様の後ろにいるレベリオさえ少し驚いた表情をしている。


……それもそうですね。



「……ミリシア完全に騙されたわね」


「貴女、あの策略の女神の言うこと信じるなんて……あの女神が本当の事を言うわけ無いじゃないですの。貴女はやっぱり"良い子"すぎますわね」



アルフィナ様の言う通りだと思う。ミリシア様はお人好しすぎるというかなんと言うか……。


従者仲間として昔から仲が良いレベリオもミリシア様の"良い子"具合には苦労しているようですし。



「あいつに今度会ったら私がぶっ飛ばしてやるから安心しなさい!ミリシア」


「ヴェスティアには護衛の天使が何十体もいるから無理じゃないかしら?」


「二人ともありがとうございます、ですが最終的に問題の解決も無事することもできたんですし大丈夫ですよ!」


「「そういうとこよ!」」



ミリシア様は二人に同時にそう言われる。


やはり、アルフィナ様が楽しそうに話しているところを見ると落ち着きますね。



「……はい、今度からは気を付けますね」


「貴方も気を付けておいてね、天使君。」


「お任せ下さいルヴィア様。このレベリオ、必ずやミリシア様をお守りします。」



レベリオの返事を聞いてアルフィナ様とルヴィア様も頷いている。


レベリオは昔からそうですね。


一途に主に尽くしている。私や他の天使達もそのつもりではありますが、やはりレベリオは別格ですね。






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