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第123話 上位階天使

「ん?なんで左手が戻って無いんだ?」



左手の事を葛葉に聞こうとして視線を上げて俺はまたもや驚く。



「ぜ、全員オーラがえげつない……」



全員の身体をとても濃いオーラが覆っていた。


そういえば忘れていたが、花々の祝福は仲間にも影響するんだった……。


別に不利益が生じる訳では無いし、仲間が強くなるのなら別に良いのだが……なんかさらに大きく、というかゴツくというか……また、色々大人になっている気がする。



「おぉー、流石連じゃな!力が漲ってくるようじゃ!」


「我モ一回リ大キクナッタゾ!」


「お、おう。確かにでかいな……」


「今ならあの天使共を一瞬で壊滅させられる気がするな」


「ですな」


「今こそ奴らを血祭りに!」



口々にいろんな奴が喋るから何が何だか分からないが、とりあえず……



「えーっと、皆さん静粛に!はい、静粛にー!」



とりあえず皆黙ってくれた。皆、聞き分けは良いのだが、個性が強すぎるというか……血気盛んというか。



「これから国を天使達から奪還する。何か良い案がある奴は…」



シュッ



またもや後ろから攻撃。今度の気配は数人?いや、数十人……さっき俺が落とした奴で此処がバレたか。


首だけを少し左にずらして聖光を避ける。そのまま技を放とうとするが、



「わらわ達に任せるが良い!」


「分かった!各自死なないようにだけ気をつけて敵を倒してくれ!」



元々負けないとは思っていたが、今は花々の祝福による強化がされて、殆どがそこらの主より強くなっている。


天使、大天使、権天使の下位階の天使までは全員対処可能なはずだ。


問題は能天使以上の奴ら、中位階の天使は権能こそ無いもののこの世界の主と同等かそれ以上の強さの者もいる。


上位階の天使に敵うのは葛葉、牙王、大龍、烏月、他の幹部もまだ強さは未知数だが、ある程度はやりあえるかもしれない。



「俺と葛葉、牙王、大龍、烏月は俺と一緒に敵の主力を叩きに行くぞ!」


「了解じゃ」


「任セルガ良イ」


「儂も行くのか」


「主様、お供します!」



この四人を連れて行っても正直心許ない。今確認できてる上位階の天使はケルビムとエリュシエル。ケルビムは恐らく倒しきれていないだろう。


さらに何体智天使がいるかも分からないし座天使がいた場合も結構危ない。俺がエリュシエル相手にどれだけやれるかも分からないし……


はぁ、しんど

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