第105話 絶炎
「龍技・九頭竜破」
俺の背後に水でできた龍の頭が九つ現れ、迦楼羅に向けて突撃する。
「やったか?」
砂煙が晴れると空には何事も無かったかの様に迦楼羅が飛んでいる。
流石に厄災級の聖獣相手には威力が足りないか……。水が駄目なら、炎で打ち消す。
「炎柱!」
地上から炎の柱が吹き出し、迦楼羅にまたしても直撃するが……まるで効いている様子はない。
正直この技は使いたく無いんだが……、この際そんな事を言っている余裕はない。
「これは禍津日喰神の技」
「絶炎!」
俺の手からまるで生き物の様に伸びる黒い炎。触れたら聖獣と言えど只では済まないだろう。
迦楼羅も対抗して炎を口から放って来る。
「迦楼羅はあの炎の神にも使えている聖鳥。この世界の神程度の技では負けないさ。」
「……どうだろうな」
最初は互角に見えた炎のぶつかり合いだが、物量と威力で絶炎が押されている……様に見えた。
「……包み込め」
黒い炎は迦楼羅の炎を見えなくなるまで包み込む。そして、そのままの勢いで迦楼羅も底の見えない黒い炎へ飲み込まれて行った。
「……次はお前だ、ブッフォーネ。」
天馬に乗っているブッフォーネの顔に今までの余裕は無く、焦りからかイラついている様に見える。
……こいつは何としてでも生け捕りにして情報を吐かせないといけない。ナハシュリエルは詳細を殆ど知らされていなかったが、こいつは色々と知っていそうだ。
「くそっ……聖龍、獅子鷲、私を守れ!」
……静寂。聖獣達が来るどころか戦闘音も聞こえない。
「もう貴方の獣はいませんよ?」
「馬鹿な……」
「私が全て燃やしてしまいましたから……。」
烏月……、思っていた以上に頼りになる。
葛葉がこちらに来るまでもう少し掛かりそうだが、この調子で行けば葛葉が来る前に勝てる!
「はぁー、若造共が調子に乗りやがって……舐めるんじゃねぇ!」
きゅ、急にヤンキー口調!?顔は今まで以上にシワくちゃになっている。
「魔獣召喚・獄番魔犬」
「魔獣召喚・百腕巨人」
ま、魔獣召喚!?聖獣以外も使役できるのか……少しヤバイな。
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)、龍技、
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




