第106話 獄ノ守
「魔獣召喚・獄番魔犬」
「魔獣召喚・百腕巨人」
ま、魔獣召喚!?聖獣以外も使役できるのか……少しヤバイな。
それに、魔獣を見るのもいつぶりだろう。最後に見たのは確か……まだ俺がミリシア様の父、オルセア様の元で悪魔と戦っていた頃。
まぁ、今はどうでもいいな。
「獄番魔犬はそこの男を、百腕巨人はあの女を殺れ!」
獄番魔犬はともかく百腕巨人は魔獣じゃないだろ!どう見ても人型……というか巨人。
「烏月、今すぐ葛葉と合流しろ!そいつは今までの奴らとは違う。二人で殺れ!」
「承知しました」
烏月が葛葉の方に飛ぶと百腕巨人凄まじい勢いで着いていき、この場にいるのは俺とブッフォーネと獣達だけになった。
「魔獣召喚・炎魔犬」
おいおい嘘だろ、まだ召喚すんのか?噂には聞いていたがこの爺さんどんだけ出すんだよ……。
獄番魔犬程の強さではないが炎魔犬が5体出されるとなると俺一人で勝てるか怪しくなってくるな。
このままじゃ、一方的に体力を削られるだけ……勝つためには本体を、ブッフォーネを再起不能にするしかないな。
「神眼」
久しぶりに使うな……。
神眼で見れた獄番魔犬の技……獄ノ守、獄炎。
気を付けるべき技は獄ノ守だな。どういう効果がある技か分からない以上、ある程度の警戒は必要だが……なるべく最速で殺る!
「聖光・連弾」
周りの炎魔犬5体を全て殺るつもりで放ったが、炎魔犬は思っていたよりも素早く、5体とも攻撃を全て避けてこちらへ飛び掛かってくる。
「灼熱千打」
俺は炎魔犬達の顔や腹を正確に灼熱千打で打ち抜く。やはりこの技は威力が高い……流石にこの世界の炎の神が使っていただけあるな。
俺は素早く獄番魔犬の懐に潜り込み、一発入れる。
「硬った!」
獄番魔犬の体は鋼鉄の様に硬い……灼熱の拳を防いでるんだから、鋼鉄どころじゃないな。
「これならどうだ!」
俺は宝刀を抜き、至近距離から斬撃を放つ。
「……嘘だろ?どういう原理だよ。」
獄番魔犬の懐を斬るどころか、傷一つ付いていない。
ゲシッ
俺は獄番魔犬の前足で吹っ飛ばされる。
恐らく攻撃が効かないのは奴のスキル・獄ノ守の効果だろう。それにしてもどういう原理なんだ?
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々の祝福)、仙術(五行術、禁術)、龍技、抹消
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)、炎柱(V)、炎風(V)、絶炎(VII)、




