第103話 反旗
空に見えていた神鯨が墜ちていく。どうやら葛葉がしっかりとやってくれたらしい。
多少心配だったがやはり葛葉。葛葉のお陰で俺と烏月は神象と智天使に集中できる。
バオォォォォンッ
「あ、主様!前!」
烏月に言われて前を見ると、咆哮をあげながらこちらへ神象が突進してきている。
神象は一歩が非常に大きい。あんなに離れていたはずなのに、少し目を離した内にすぐそこまで接近されている。
よく見ると神象の頭の上には人のような何かが乗っている。
「聖光・狙貫」
聖光は交わされ、神象の突撃も止まる。
「いきなり年より相手に酷いじゃないかぁ。まぁ、とりあえず舞台に来ると良い。」
老人の姿をした天使がそう言ってくる。
神象の背中には何故か舞台のような物がある。
「神鯨が殺られたのに随分余裕そうだな!」
俺と烏丸は警戒しながら神象の頭上に降り立つ。
老人の姿をした天使。厄災級の聖獣を使役する天使。噂で聞いた事があったが、見るのは初めてだ。
「神鯨はただの余興さ。倒されるのが想定より早かったがね。」
強がりのようにも聞こえるが、恐らく本当だろう。
「審判の神・ヴェリタス様の側近の智天使ともあろう御方が出てくるとは……神々は相当焦っているようですね!」
少々煽り気味に言ってみたが老人の顔が曇る事はなく、薄気味悪い笑みをこちらへ向けてくる。
「そうさ、神の皆様の危惧している事態が起きてしまったからね……。」
「危惧している事態?それは俺が仲間を集めた事か?それともナハシュリエルを倒した事か?」
「どちらも含まれるが一番大きな理由は別さ」
「?」
「転生の神・ネオリスが神々に反旗を翻した。その影響で天界や地獄には死者が溢れ返り、機能しなくなっている。」
「……」
そんなことが起きていたなんて……。だが、これでネオリス様も正式に神々と戦ってミリシア様を陥れたクソ野郎を炙り出すことができる。
「おっと、少し喋り過ぎてしまった。私から話せる事はここまでだね。」
「まぁ、続きの話はボコした後のお前から聞くさ。」
「フフフ、言ってくれる。そんなに殺り合いたいというなら早く始めようか。さぁ、舞台に上がれ!」
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)、龍技、
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




