第99話 乾杯
プスゥーッ
二つの技は完全に消滅した。
危なかった。あともうちょっと続いてたら抹消盾を維持しきれなかっただろう。
「あ、主様……大丈夫ですか?」
烏月がおどおどしながらこちらへ小走りで近付いてきた。
「わ、わらわは悪くないんじゃよ?いきなり連が割って入ってくるから……。」
「はぁー、あのままにしてたらどっちかが死んでたし国にも被害が出てただろ。」
「むーっ、それはそうじゃが……」
ぼそぼそと文句を言う葛葉と申し訳なさそうに頭をずっと下げている烏月を連れて俺は国の方に戻った。
……はぁー、こっちはこっちで世話が焼けるな。
俺達三人が戻った時、国では何故か宴が始まっていた。
「……何してんだ?」
「見テノ通リ宴ダ!」
「お前も儂らと飲まんか?」
牙王と大龍は大きな酒樽を浴びるように飲んでいる。
他の奴らも各々酒を飲んでいる訳だが……、一体これは何の宴だよ!
「ということで皆さん、烏月さんと葛葉さんの決闘を祝って再び乾~杯!」
「「乾~杯!」」
羅童さんの掛け声に全員が反応して"乾杯"をする。
お前らが決闘した訳じゃないだろ……、実は宴をするのは今回が始めてじゃない。俺が覚えているだけでも30回はやっている。
ほんと、よく酒が無くならないな……。まぁ、俺だって騒がしいのは好きだし、楽しくない訳じゃない。
……だけど!限度ってもんがあんだろぉぉう!
「よしよし、わらわも一杯飲むぞ!」
……ガシッ
俺は酒瓶を取ろうとしている葛葉の腕を掴む。
「お前ら二人は、な、し、だ!」
「「チーン」」
そう言うと二人は大人しく諦め、隅の方で並んで座っている。少し可哀想でもあるが、悪いのはあいつらだ。さらに言うと、戦力が全員酔い潰れていたら簡単に全滅してしまう。
まぁ、俺はそもそも酒に弱いから飲まない訳だが……。
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「天獣召喚・神象」
「天獣召喚・神鯨」
「これだけ出せば大丈夫かな?」
年老いた天使の前には巨大な象と鯨が鎮座している。動くだけで国を一つ消せそうな程の巨体だ。
「明日にでもあの国を……あの天使を堕とそうかね?」
年老いた天使は顔中のシワを寄せて笑った。
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




