第97話 鉄人形
「それこそわらわと烏月で戦ってみてはどうじゃ?」
「……え?」
いや……え?
「本人ガ良イト言ウナラ良イノデハナイカ?」
「まぁ……それもそうか。烏月、お前もそれで良いな?」
一応烏月にも確認する。烏月のことだ、断らないとは思うが……。
「はい、問題ありません。なんなら今からやりましょう。」
「そうじゃな!」
ということで葛葉と烏月で決闘をすることになった。一応国の外にある開けた場所でやる事にした。葛葉の技はどれも威力が高い……国を消し飛ばされたら堪ったもんじゃないからな。
「それでは葛葉と烏月の決闘を開始する!審判は俺、連が担当する。」
「実況は私、羅童と大龍さんの二人でお送りします!それでは大龍さん、一言お願いします。」
「実況?というのは始めてだが全力を尽くそう。」
羅童さんの提案でこの形式にすることになり、いつの間にか俺達の周りに他の皆が集まって来ていた。
……なんか羅童さん、思っていたよりチャラいな。
「葛葉さん、手加減は無用です。」
「ふ、舐められたものじゃな。」
……なんか二人、すごい睨み合ってるな。
「両者睨み合いが続いております……。大龍さん、解説お願いします!」
「……あれは葛葉が稀に見せる本気の時の目だな。あの八咫烏、ただではすまんぞ。」
……え、これってただ烏月の実力を見るためだけ決闘だよね?
「雷行術・来雷招落」
「陽光・直」
初手から激しいな……。
「おーっと、空から降り注ぐ雷を避けきり烏月さんの指から光線が放たれた!凄まじいカウンターだ!」
……ん?カウンター?この世界の奴らはその言葉は知らないはず。まぁどうでもいいか。
「やるのぅ、烏月。じゃが、これはどうじゃ?」
「金行術・鉄人形」
葛葉の手から灰色の巨大な人形が生み出される。
……まるでゴーレムだな。
「なんと、人形を作るとは!流石葛葉さんです。大龍さんはあの人形どう思いますか?」
「うむ、あの鉄人形は近距離特化で防御力が非常に高い。近付けば勝ち目はまず無いだろうな。」
二人が実況をしている間に烏月は次の攻撃を始めている。
「陽光・跳」
先程同様に放たれた光線が鉄人形に当たると"跳ねた"。鉄人形の効果なのか烏月の技の効果なのかは分からないが、光線は地面や鉄人形を往復して速度を上げていく。
「ん?鉄人形の一部が黒く焦げ始めています!」
「うむ、恐らく地面から跳ね返って来る陽光を同じ所に何度も食らい続けたせいだな。」
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




