第96話 主力
「お久しぶりです、主様。八咫烏の長・烏月(うづきです。」
「あ、うん」
多分今の俺は相当キョドっている。
「皆を呼んで参りますね」
「お、お願い」
烏月はそう言い部屋を出ていった。
現状を整理しよう。
確か俺は大龍の背中にしがみついていて、酔って、酔って……どうしてこうなった?
な、何故俺は烏月に膝枕をされていたんだ???
何が何だか分からない。ただ一つ言うとすれば、すごく柔らかかった。……いや、忘れよう。
バタンッ
「おー、連!目が覚めたんじゃな。」
勢いよく扉を開けて葛葉が入ってくる。
「ああ、起きたわけだが……俺どんくらい寝てたんだ?」
「むー、だいたい10分程じゃな。起きたらわらわ達に伝えるよう烏月に伝えて、これからの事を大龍達と話し合っておったところじゃ。」
「そうか……。俺にも教えてくれ。」
あくまで平常心を保って……。
烏月と目が合うと、笑顔を返される。
……よく見ると少しミリシア様に似ているな。
「とりあえず連、外に出んるんじゃ。大龍と牙王が大きすぎて建物に入れんからのぅ。」
「ああ、わかった」
俺は立ち上がり皆と共に外へ出る。
「久シイナ、連。」
「ああ、久しぶりだな。俺が居ない間特に異常は無かったか?」
「ウム、全クト言ッテイイ程何モ無カッタゾ!我退屈。」
……特に何も無くて良かった。
「じゃあ、改めて今の戦力を確認しよう。主力は俺、葛葉、牙王、百音、千夜、大龍、羅童さん、夜童さんだな。」
「他の者達も弱いわけではないんじゃがな、決め手となる攻撃が少ないからのぅ。」
花々の祝福で強化されているが、相手が神や天使となると話は別だ。
俺ですら天使に苦戦することがある。神ともなれば主力以外は相手にもならないだろう。
「私も主力に入れて頂けないでしょうか?」
烏月が割って入ってくる。
「烏月、相手は俺達だって無事では帰れないレベルだ。危険すぎる。」
プライドを傷付けてしまったかもしれないが、仕方がない。死んでしまっては取り戻せないのだから。
「むー、わらわは良いと思うぞ?」
「え?」
「烏月は対封魔師戦で結構活躍しておったんじゃよ?お主は封魔師の長と殺り合っておったから知らんのは無理もないがのぅ。」
葛葉がそこまで言うとは……。
「それこそわらわと烏月で戦ってみてはどうじゃ?」
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




