第95話 人肌
「当然だ。儂は龍だからな!」
それだけの理由じゃ済ませられないと思うのだが……この際どうでもいいか。
「明日までわらわ達はどこで休めば良いのじゃ?」
……確かに、ここら辺特に建物等も無さそうだが、もしや野宿とか言わないよな?
「そういえばそうだったな。儂はこの滝壺に住んでいたから建物等が必要無かったからな……。」
「すまんが、そこら辺で寝てくれ。」
まぁ、何となくそんな気はしてたさ……。良いんだ。別に野宿でも良いんだよ。
はぁー、早く帰りたい。
今頃国はどうなっているだろうか……牙王がいるから基本大丈夫だと思うがやはり心配だ。
「まぁ、しょうがないな。」
ということで俺達は木の下で一晩を過ごし、朝日で目を覚ます。
「よし、全員起きたな。儂の背に掴まれ!振り落とされるなよ。」
俺と葛葉は大龍の背中……というか首?に掴まる。
「では行くぞ!」
ブオォンッ
「え?うわあぁぁ」
は、速い。速いなんてものじゃない。頭を少しでも動かしたら吹き飛びそうだ。
そこからは本当に地獄だった。上下に移動する度、目が回る。国の近くまで来た時には既に俺は死にかけだった。
「だ、大丈夫……じゃなさそうじゃな。」
「お、おぇ」
なんで葛葉はそんなに余裕そうなんだよ……。
~それから数時間後~
「んー、ん?」
俺は今恐らく寝っ転がっている。
頭の下にあるのは……枕、よりは柔らかい。
顔の上にも何かがある気がする。
少し呼吸しずらい。
もしかしてだが、これは……。
「ん?んんん?」
まさかとは思うがこれって……人肌?いや、そんな訳が、でも……。この目で確かめるしかない。
「お」
目の前には想定していた肌色は無かったが、布が見える。
「お、ん?え?」
「あ、起きられたんですか?主様。」
目の前の布は動き出す。というか揺れている。
俺は起き上がろうとして、その布に頭を突っ込む。
ポヨンッ
「あ、ご、ごめん」
俺は反射的に誰かの胸と膝の間をすり抜け、その顔を確認する。
「君は……。」
その少女は背中から生えている翼を広げ、頭を下げる。
「お久しぶりです、主様。八咫烏の長・烏月(うづきです。」
「あ、うん」
多分今の俺は相当キョドっている。
レベリオ
種族⋮天使、神
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者、ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々 の祝福)、仙術(五行術、禁術)
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆、巨砲(x)、飛行(x)、聖盾(x)、神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)、心伝(III)




