表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/39

親莫迦

 読んで戴けたら、嬉しいです。

 体育館に用意された椅子はほぼ満席で不快指数百パーセントの中、白雪姫は始まった。


「人口密度高くて、気分悪くなって来た」


 聖流は手の甲を口に当てた。


「凄いね

 親莫迦(ばか)大会だ」


 貴都李は、我が子の晴れ姿を撮り逃すまいとスマホやカメラ片手に舞台に見入っている観客を眺めて言った。


 聖詞が出るのは、白雪姫が王子様のキスで目覚めるシーンだった。


 舞台が明るくなって棺にドレス姿の聖詞が横たわっていた。


「聖詞がこれを期に女装に目覚めたらどうしよう......」


「大丈夫だよ、聖流君」


 王子様が聖詞のおでこにキスをした。


「やめろー

 聖詞がいけない世界に目覚めたらどうするんだ」


「大丈夫だよ、聖流君」


「あんの餓鬼、聖詞にキスなんて十万年早い!

 後でガッツリ、シバく! 」


 貴都李は聖流のブラコンぶりに付き合い切れなくなって大きくため息をついた。


 聖詞が起き上がると歓声が沸いた。


 白雪姫は皆、口紅を()していて、聖詞も口紅を注していた。


 あちこちから、可愛いと言う声が聞こえた。


「当たり前だ、オレの聖歳だ」


 貴都李は今更ながら呆れて聖流を見詰めた。


「王子様、ありがとう

 わたしをお嫁さんにして下さい」


 と台詞を言うと聖詞は王子様に手を引かれて棺から出て来た。


「聖詞、名演技だ.....」


 聖流は感動しているようだった。


 貴都李は思った。


『聖流君が一番酷い、親莫迦だ.......』





 学芸会が終わり、聖詞を真ん中に貴都李と聖流は手を繋いで家路に着いた。


「聖詞、名演技だったよ」


「偉いね、聖詞君

 とっても上手だったよ」


「ありがとう聖流、貴都李さん」


 聖詞はニコニコして繋いだ手を揺らした。


 聖流は急に思い付いた様に貴都李に言った。


「良かったら、今週の日曜日海に行かないか?

 聖詞が海行きたいって煩いんだ」


 貴都李は遠慮がちに聖流を見詰めた。


「ボクでいいの? 」


「いいから誘ってる」


 貴都李の顔がぱあっと明るくなった。


「嬉しいよ、きっと行く」


 貴都李の目がキラキラと輝いていた。


「わーい、貴都李さんと海だあ! 」


「よし!

 じゃあ、八時に駅前で集合だ! 」











 読んで戴き有り難うございます。

 あの後、聖詞のおでこにキスした王子様役の男の子はシバかれたんでしょうかね。笑


 昨日の投稿で、日時設定をし忘れて投稿してしまい、いつもより滅茶苦茶早い時間に更新になりました。

 ご迷惑掛けて申し訳ありませんでした。m(_ _)m

 相変わらず間抜けな私でございます。笑


 最近、ふしくれだった人差し指が、更に変形して来まして。

 多分これは、作品書いたり、投稿にタイピングする時に人差し指だけで、やってるからではないかと思います。

 

 娘の石猫錯理に言ったら、両手での打ち方教えるよと言ってくれたのですが、この歳で覚えるのは大変だなあと、気が滅入っています。

 時間があったら、頑張りたいです。


 今日、タバコ買ったらいきなり40円上がってました。

 新総理、ひでえ。

 いきなり40円も上げやがってえ。

 先が不安です。(*T^T)

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ