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20/31

20、2人の始まりの1本

閲覧、評価、ブックマーク等、ありがとうございます。

m(_ _)m


励みにしております。


劇中劇になります。

 『みかん』初主演作品

 仮題:「生徒会長への淡い恋」


 配役:

 鏡原三花=高見原由香 =生徒会副会長


 鏡原雄蔵=猪瀬五郎  =生徒会長



 物語:(あらすじ)

 ここはとある中学校、1人の少女がとある同級生に恋をする物語。


 2人の出会いは小さい頃『猪瀬五郎』が引っ越して来て『高見原由香』の近所に住んでいた。

家が近い事もあり幼馴染で昔はよく近所の子達も交え遊んでいた。


 月日が流れ小学校高学年になり、『高見原由香』は自身の身体的コンプレックスを抱く様になり、クラスメートからからかわれる日々を過ごしていた。


 そんな時影から支えてくれたのが『猪瀬五郎』

2人はどういう訳か同じクラスが続いており、幼馴染でもある為旧知の間柄でもあった。それは中学校に進学しても変わらなかった。

 小学校高学年になると男女共に第二次成長期に入り異性の事が気になる。

『高見原由香』は早熟であり中学年より成長しだした女性の象徴。だが身長の成長が止まり俗に言う『ロリ巨乳』と呼ばれる部類になり、からかう男子生徒が何人かいたがそんな時、幼馴染と言うのもあり『猪瀬五郎』は助けてくれていた。


 それは中学生になっても続き、周りからは夫婦みたいだなんだとはやし立てられたがこの時はまだお互いに意識はしていなかった。

 でも『高見原由香』は『猪瀬五郎』にひかれていく。


 小学校の時は男女共に体育の授業を受けるが運動神経抜群の『猪瀬五郎』の姿を他の女子生徒も羨望のまなざしで見つめていた。

 『高見原由香』もいつしか彼の事を追う事が多くなった。


 水泳の授業ではスクール水着で魅力的な身体をしているので男子生徒から好奇な視線にさいなまれる事が多かったが、何気なく『猪瀬五郎』がかばってくれていた。


 普段の体育の授業のドッジボールをする時、下がよく見ずらい『高見原由香』の足元を狙ってくる。

が、ここでも『猪瀬五郎』がいち早くボールを処理してくれ、あからさまな態度に相手チームは執拗に狙ってくるがことごとく阻止されていった。

『猪瀬五郎』にとっては何気ない行動であった。

ただ来たボールをはじくだけ。それ以上でもそれ以下でもなかった。


 そんな行動をされて『高見原由香』が好意を寄せるのは時間の問題であった。

中学生になり、またもや同じクラスになったのはもはや運命としか言えなかった。


 球技大会が開かれ、2人の出場種目は『高見原由香』はバレーボール、『猪瀬五郎』はサッカーであった。

 この時の2人にはファンがいて相手チームの応援の生徒からも視線を浴びていた。

輝いている2人。まさに青春の1ページだった。


 決果として、バレーボール、サッカー共におしくも準優勝であり、他の種目もなんとか上位に入る事が出来た。

球技大会が終わった後クラスで反省会があり、今後の体育の授業での方針が決まった。


 月日は流れ生徒会選挙が開かれ、『猪瀬五郎』と『高見原由香』はお互いに全校に知れ渡る存在となり、

無事生徒会長と副会長に当選した。


 ある日の事、生徒会室で生徒会長の『猪瀬五郎』に対し副会長の『高見原由香』は勇気を振り絞り告白する。


 「会長、いいえ猪瀬君。実は話があるんだけど・・・。」


 「なんだい?高見さん。改まって。」


 「実はね、私、貴方の事が好きなの。付き合って下さい。」


 「僕も好きだよ。喜んで。でもずいぶんと今更だね。初めて会った時から君にひかれていたんだけどな・・・。」


 「えっ?そうなの?」


 「「「おめでとう!お二人さん。」」」


 入口から他の生徒会のメンバーが入ってくる。


 「ようやっと結ばれた。見ているこちらとしては今か今かと毎日ハラハラしていたで。」


 「お互い好意を持っているのに、じれったいたらありゃしなかったよ。」


 「えっ?そうなの?」


 『猪瀬五郎』が驚きを禁じえないで尋ねた所役員の1人が、


 「多分2人の中は学校中でも話題になっていたと思うよ。公認の中と言う事で。」


 「そ、そうだったんだ。」


 「そ、そゆ事。」


 翌日、会長と副会長が付き合い始めた。これは学校中でも祝福ムードで迎えられ、周りからはやっとかと言う意見が大半だった。


 そして更に月日が流れ2人は結婚して幸せな家庭を築きましたとさ。


めでたし。めでたし。




 撮影が無事終了した。

結婚式のシーンでの誓いのキスはお互いにファーストキスであり、僕と三花ちゃんにとってかけがいのない物になった。


 打ち上げパーティーが開かれ、監督を筆頭に、撮影スタッフや出演者が集まり行われた。


 「無事撮影終了したのは皆さんのおかげです。皆様ありがとうございました。乾杯!」


三花ちゃんが乾杯の音頭を取り宣言する。


 「「「「「乾杯!」」」」」


僕と三花ちゃんはジュースを飲んでいる。他の子役タレントも同様だ。


 「監督、お疲れ様でした。」


 三花ちゃんが監督はじめ、スタッフ、共演者に飲み物をそそいでいる。

僕もそそいで周った。あらかたそそいだ後、2杯目以降は三花ちゃんに連れ立ってそそいでいた。


 まるできょうだいの様にしてそそいでいるので、微笑ましい光景に映ったらしく暖かい目で見られていた。


 「みかんちゃんにそそいでもらえるのはうれしいね。」


 三花ちゃんに注いでもらった方達は一様に感動していた。

そして僕に対しても一言、


 「君の名前を教えて貰ってもいいかい?」


 「雄蔵と言います。」


 さすがにフルネームはまずいと思い、下の名前だけ言った。


 「雄蔵君、いい演技だったよ。また機会があれば一緒にしたいな。」


 と言ってくれた時はお世辞でも嬉しかった。


 宴もたけなわとなり、三花ちゃんの所属事務所の社長と音楽のレッスンの先生が僕と三花ちゃんの前に来た。


 「みかんちゃん、初主演作品お疲れ様。雄蔵君もお疲れさん。」


 社長が言ってくる。


 「はい、この度は主演作品に出させて頂いてありがとうございます。」


 三花ちゃんが答える。僕も、


 「ありがとうございました。」


 返答しお辞儀をした。


 「みかんちゃん、これから忙しくなると思う。

そして雄蔵君、この作品が公開されたらいちやく時の人となるだろうと思う。

なんせ、高い競争率を誇る共演の権利を得ての作品だからね。

もしもヒットしたら続編が作成されるかもしれないし、またなんらかの作品で共演すると思うのでそのつもりで。」


 社長が言うと僕は、


 「望む所です。また機会があれば宜しくお願い致します。」


 僕は再度お辞儀をした。



 打ち上げパーティーも終わり解散時間になり、僕と三花ちゃんは帰宅の途についた。

念の為に別々のタクシーを利用したが別段問題は無かった。

劇中劇難しいと思いますね。


下手くそな文章でありますが、閲覧、評価、ブックマーク等ありがとうございます。



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