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結婚4ヶ月の夜
「旦那様」
「ああ」
「今日は覆い被さらないのですね」
「ああ」
「ところで月のものが来ました」
「ああ。わかっている」
「わかるのですか?どうして?」
「月のものが近づくと柔らかさや味や匂いが変わる。だからいつ頃くるか予測できるようになった」
「味?匂い?」
「ああ。濃厚になる」
「それは、なんだか申し訳ない…」
「謝る必要はない。猛り狂って治まらなくなるだけだ」
「…それは何よりでございます」
「早く寝ろ」
「おなか、月のものがくるといっつも手を当ててくださいますね」
「温めるといいのだろう。本で読んだ」
「本で?」
「ああ。女性の身体の本だ」
「そのような本を読まれるのですね、意外です」
「君は女性だ。学ぶのは当然だろう」
「…わたしのため?」
「いやちがう」
「ちがう!?ちがうの!?しかも即答だし!そこはそうだって言うところじゃないの!?」
「妻を理解するのは夫の役目だ。だから違う」
「お腹に手を当てるのは知ったからやってみたかったってこと?」
「痛むのだろう?妻の痛みは取り除かなければならない」
「…愛は」
「ない。すべきことをしているだけだ」
「…口づけしても?」
「ぐぅっ!…月のものが終わったら頼む」
「ふふ。わかりました」




