ホンダラアホンダラ 弍拾
長考しすぎですよ
「アポーン様」
「なんじゃ? 待ったは無しっていった筈じゃぞ?」
「いえ? 待ったではありませんから」
「待ったでは無いのなら早くしなさい! 長考しすぎですよ」
「はい! ここで!」
ポン!
「そうきましたか……?」
「あの~っ……アポーン様?」
「ちょっと待っておれ……今、考え中じゃがじゃが……ふむふむふむ……ここがああで……ここがこうじゃろ……ほんでもってここがきいておるからして……これが……ん? ここが……ん? こっちも……ん? ん? ん? ん?」
「アポーン様?」
「五月蝿いぞ! だあっとれ!! まてまてまて……これならば……駄目じゃな? ん?」
「アポーン様? 長考ですか? お伝えしたいことがあるのですが? 緊急で……」
「聞こえなんだか? だあっとれ!! って」
「はあ……とりあえずアポー空間開いても宜しいでしょうか?」
「んん……? 緊急ならいいんじゃない開けば! 暫く話しかけるなわたしに!」
「はっ! アポー空間扉発生装置可動せよ!」
「アポー空間扉発生装置レバーを思いっきり引けえっ!」
「ゴウリキマン! 出番だ!」
ガチャガチャッ! ガチャッ!
両足首、手首に繋がれた鎖を引き摺りながらゴウリキマン登場。
アポー空間扉発生装置のレバーに手をかけ思いっきり上から下へと引き降ろしました。
「ウオオオオオオオォッ!」
ウオンウオン! ウオン! ウオンウオン! ウオン! ウオンウオンウオンウオン! ウオン! ウオンウオンウオンウオンウオンウオンウオンウオンウオン!
ガッチャン! ガッチャン! ガッチャン!
ビィーニョン……ビィー! ビィーニョン……ビィー! ビィーニョン……ビィー……ビィーニョン……ビィーニョン……ビィーニョンビィーニョン……ビィーニョンビィーニョンビィーニョン……ビィーニョンビィーニョンビィーニョンビィーニョンビィーニョンビィーニョンビィーニョンビィーニョン……。
プワワワワーーーーーーーン……。
「アポーン空間扉開きました! ゴウリキマンを正し位置へ戻せ! 御褒美のイカピョンは大きめを伍匹だ!」
「ゴウリキマン! 戻れ!」
「ウオオオオオオオォッ」
ジャラジャラ……ジャラジャラ……ジャラジャラ……ジャラジャラ……。




