5-12 改名?
申し訳ないですが自分の体調がいまいちでして、、きりの良い今回をもって暫し休筆とさせて頂きます。また会える日を楽しみに 皆さんも体調にはご自愛ください。
「嬉しいです タローさん、先ずは朝食にしませんか?その後に儀式に入りたいと思います」
・・はい 宜しくお願いいたします、、、
二人は朝食の準備に入る事となった。
食事を終えて儀式に入る前に彼は彼女と向き合う。
「・・シェリー儀式に入る前に君に話しておきたい事がある、、」
彼の秘密について彼女に打ち明ける決心をした、彼の話を聞いて俺に違和感を持ち拒絶するならそれはそれでいいと思ったからだ、つまり最後の選択権を提示してみたのだ。
「・・実は俺は転生者としてこの世界に生まれてきたみたいなんだ、、、、、、、、」
彼は自分の生い立ちから、元世界の記憶等を隠さずに彼女に話し出した。彼の話を聞くうちに彼女は驚きに包まれていく、全ての話が未知の話として彼女は少し混乱していく。
「・・これで以上だ、、こんな俺の子でもいいのかな?」
彼としては儀式を中止する可能性が大と感じていたが、、
「・・有難う よく話してくれて、、確かに少し混乱しているけど、それで儀式を中止する気はないわ。私は自分の気持ちに素直に従いたいのよ、貴方の子供が欲しい。その気持ちは変わる事は無いわ、、」
そこまで言われてこれ以上はタローとしても話をぶり返すつもりはない、二人は見つめ合いながら静かに共に手を握り彼の部屋へと消えていく。
「はぁ はぁ、、少しだけ休憩しないか?」
「・・そうね 私も初めてなので少し勝手がわからずに御免なさい、、、」
二人はほぼ一日抱き合いながら、夕方近くになり流石に疲れが出て中座となる。
「・・お薬を飲む?」
「いや、、ポーションは先ほど飲んだし、あまり強いポーションは飲みたくないかな、、」
初級用ポーションは飲みやすいが、其の上からは独特の味が舌に残り慣れないと日に何本も飲むのには抵抗があるからだ。
「・・ふぅ、、、こんなに大変だとは思わなかったよ、、、、」
朝から何回行為に及んだ事か、、、昼食をはさみその後また抱き合ったふたりであった。
「・・ごめんなさい 私は寝ているだけでも少し辛かったわ、、、」
それに関しては問題ないと彼は笑う、彼女にとっては初めての行為となる、無我夢中に彼にしがみ付いているだけで精一杯であろう。
トイレに行く為に立ちあがった彼女は足がふらつきながら壁に手を添えて出て行く。
「ふぅーー 夜もあるのかな?今日は初日だからここまでにしたいが、、、」
夕食を作る元気もなく彼はスキルを発動して部屋のテーブルに品を並べて行く。
戻ってきた彼女が驚いたように目を見開いていた。
「・・これが貴方の虚空庫を利用したスキルなの、、、、、」
「はは、、、食事を作る元気もないだろう?」
「でも、、便利なスキルなのね?」
戦闘スキルでない事に少し残念さはあるが、こんな場面では大変役に立つと今更ながらスキルに感謝する彼であった。
「今日はこれで最後にしない?明日からまた頑張れば、、、」
「・・はい 私もそう思っていました」
少し恥ずかしそうに微笑む彼女に彼も一安心して椅子に座り夕食とする。
「ねぇ どうしてもこの町から出て行くの?」
「・・状況次第だけど、恐らくはいられなくなると思う、、」
「どうして?貴方はこの町からワイバーンから救った勇者じゃないの?」
「・・・それが一番の理由になるからさ、、」
今迄はギルマス等がカバーしてくれていた、しかしここ迄目立つと彼等でもカバーしきれなくなる。その結果ギルドの上層部そして国が知る事となってしまう。
ワイバーン攻略隊に入っても出来るだけ目立たない行動をしてきたつもりだ、唯一夜間移動時に魔道具を作った事ぐらいであろう。しかしあれはある意味仕方なかった事でもあった、遠征隊の夜間移動及び魔物達の目くらましに有効利用できたから冒険者等の被害を最低に出来たと思う。
あの急な岩山登りにて不幸な落下事故も防げたし、ワイバーン達の目をくらませた隙に冒険者達の勇敢な突撃に生かされていた筈だ。
あの段階でも彼は正体を隠すことに専念していたならば、どれだけの被害が実際に起きたのか予想も出来なかったからだ。あの状況で知らぬ顔をする程彼は非情ではない。
当然その後における騒動もある程度は計算はしていた、その為に彼はその後の戦闘には出来るだけ目立たぬ様にして、逃げ出そうとした魔物の翼に穴をあける行為に終始していたのだ。
そこまでは上手くいったと自分ながらも感じていたが、ワイバーンの群れが町を襲っている現場に遭遇した時にその自己規制のタガが外れてしまった。何よりこの前に居るシェリーの生死が気にかかり夢中で町まで駆け抜けてきたのだ。
事実彼女はレーザー銃を渡してあっても、目の前に迫る巨大で凶悪な魔物を目の前にしてかなりの怯えがあった、冒険者でも何でもない彼女にしたら体が竦んでしまっても仕方ない事でもある。
自分ながらよくぞぎりぎりで間に合ったと安堵してしまう程にかなり緊迫している状態であったのだ。
この件は既にギルド内は無論冒険者達や他の支援者達にも知れ渡ってしまっているだろう、、ここでギルマス達がどんなに緘口令を発しようと他国の冒険者や傭兵達からやがては国中に広まるのは時間の問題でしかない。
タローを取り込もうと他の組織や国からの圧力がかかるのは必須と考える、ならばこの町からの遁走しか手は無いと考えていたのだ。
「・・そうだよね 勇者ケンタロウも国からの監視下にて不自由な後年を過ごしたと皆が噂していたものね、、でも 逃げてもまた必ず私に会いに戻って来てくれますか?」
「ああ、、暫く雲隠れしてほとぼりが冷めたら、、必ずに、、」
別れは避けられないと彼女は理解したようだ、残念ながら受け入れるしかないと彼女は改めて覚悟を決めた様だ。
「・・さて 今日は疲れただろう?早めに寝ようか、、」
「ふふ、、貴方のお蔭で知らない事を沢山覚えたし、、、」
えーと、、それはシェリーが可愛くて つい、、、。
「怒ってないわよ 感謝しています、、、」
にこやかに立ち上がった彼女だが、足がもつれてフラついてしまう。
「・・おっと、、大丈夫?」
「ありがとう、、ふふ 貴方に可愛がられ過ぎたのかしら、、」
何とも言えない顔で笑う彼女にタローもついやり過ぎたかと少しだけ反省した。だって裸体になった彼女の姿は素敵過ぎて つい、、、、、。
残り2日、二人は明日をまた楽しみに眠りにつくのであった。
「ああ、、、タローさん 何かおかしい、、これは これは何なの、、あっーーー」
二日目の終わる頃に彼女は女として初めての感覚に襲われ、夢中で彼にしがみ付いていた。
「・・おめでとう、、女としての喜びを始めて体験したようだね?」
稀に初めての体験でも経験する女性もいる様だが、これは個人差にもよる。
「・・はぁはぁ、、凄すぎたわ、、 ふふふ 嬉しい、、」
喜びながら彼に抱き付き熱いキスをねだる彼女だった。
「もう直ぐ2日目も終わるね、、さぁ夕食にしようか?」
この二日間食事とトイレ以外は二人はベットから離れずに抱き合って過ごしていた。
疲労もそうだが体力回復に食欲も旺盛であった。
今日の予定も完了?して二人はしばし楽し気に雑談を語り合い夜が過ごしていく。
そして二人にとって最終日となる3日目は一際彼女の乱れが激しくなり、それに刺激されて彼もたっぷりと彼女を喜ばす一日が過ぎようとしていた。
「・・・ごめんなさい もうこれ以上は私は無理かも、、、、」
いやいや、、若い彼女だからこれだけの重労働?に耐えたのかも知れない。
「・・ねぇ タローさん、、本当に明日旅立つの?」
「・・申し割れないが それが一番の道だと思うので、、最後にギルマス達には会って筋は通すつもりだけどね」
「・・離れたくない でもお世話になったこの町の住民の皆さんに尽くしたいし、、」
彼女の実家のある町を無下に離れる事は出来ないと彼女は嘆いていた。その選択は今のタローには賛成できない事でもあった。ある意味これから先は手配を受けるかも知れない身でもあった、己一人を守るのが正直精一杯であると感じていたのだ。
「ごめんね、、わがまま言って 私は当初の予定通りここで貴方の再訪問を待っているわ。だから必ずこの町へ帰って来てね、、、」
彼女は涙を流しながらも気丈に今後の彼の事を心配してくれた。
「・・何だ お前は、、この何日か音信不通に、、いや 彼女の家に籠っていたのか?うむ 深くは聞くまい、、ギルマスも待ちかねていたぞ、、着いてこい」
次の日 彼女とひっそりと別れのキスを交わして、朝の混乱を避けてギルドにこっそりと訪問した彼は直ぐに副ギルマスに見つかり人目を避けてギルドの奥へと案内される。
「彼が、、タロー君が来たのですか?」
ギルマスが目立たぬ様に奥の応接間へと現れて来た。
「・・心配していたんですよ 話したい事があり過ぎますが、、もしかしてその装いはこの町から出て行くつもりですか?」
旅姿の彼を見て両人が何かを感じたようであった。
「・・ええ 今迄目立たぬようにしていましたが、最後で少し目立ったようですね、、、」
「・・そりゃそうだ、まさかワイバーンを一人で2体退治したなんて勇者並みの働きだからな、、ねぇギルマス?」
「はい、、カスター君の言う通り少し目立ち過ぎたのは事実ですね、まだこの件は皆にきつく口止めしていますが、噂は既に広まっています。ここまでの状況報告を上層部に提出しなければなりませんが、今は私の一存でまだ提出していない状態です。しかし このままとはとても出来ません、嘘は書けませんのでそのままを書くつもりですが、、、どうしますか?こっそりと出て行かれますか?」
「ええ、、私なりに考えて皆様に迷惑をかけてしまうのが申し訳ないのですが、、、」
「いえいえ、、本来は国を挙げてタロー君の功績を祝いたいのですが、それを本人は望んでいないのですよね?」
「はい、、国の監視下に入るつもりは毛頭ありませんので、、」
「ふぅ 困った状況ですね、、此方はこの町と遠征隊の被害を最小にしてくれた君の働きに感謝して隠せることは隠したいと思っていましたが、、、」
ギルマスは所詮申し訳ないが地方のいち責任者にしか過ぎない、出来る事と出来ない事がそれなりにはっきりしている、それが組織であるからだ、、
「・・でな ギルマスと二人で話し合ったんだが、名前を変えてみないか?無論所詮は短期の誤魔化しだが、少しは時間が稼げる。出来ればこの国から離れて他国へと移動できる迄の時間稼ぎと思ってくれ」
「・・宜しいのですか?お二人に迷惑が今後、、、」
「ははは、、この町の何人の人の命がお前さんによって助けられたんだ、後の事は心配するな。バレたら儂等二人が責任を取ればいい事だ、遠慮するな」
「はは、、カスター君の言う通りです、後の事は心配無用です。実はプレート関係は秘密裏にもう作ってあるんですよ」
そう言ってギルマスは登録を終えたプレートを差し出して彼の前に差し出してきた。
申し訳ないですが自分の体調がいまいちでして、、きりの良い今回をもって暫し休筆とさせて頂きます。また会える日を楽しみに 皆さんも体調にはご自愛ください。




