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夜の帰り道  作者: 白野ラスタ


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警察署にて

彼は警察署の駐車場に車を停めた。清子は俯いたまま外に出ようとしない。彼は清子の様子を伺いながら、ドアをゆっくり開けると外に出た。彼が外に出ても清子が動く気配はない。どうしたものかと思案した彼は、外から助手席のドアを開けてやった。清子は潤んだ目で彼をみつめる。


「恐いのよ私。真名がどこかに行ってしまったようで。警察から酷い仕打ちを受けてないかしら」


「大丈夫だ。真名は強い賢い子だ。警察もそんなことはしない。お前が気をしっかり持ってくれないと、オレが不安になるじゃないか。弱いこと知ってるだろ?いつもお前を頼りにしてきたんだ。どうしようもないよな。大丈夫、今回はオレが強く真名に言うよ」


「・・・本当にそうしてくれる?いつもあなたは善人面して真名を甘やかしばっかりだから信用出来ないわ。また、いつものように口だけじゃないのかしら」


署内に二人は入り、受付・相談窓口で名前を告げた。警察官はなにやら調べて、すぐに返事をした。


「しばらくお待ち下さい。今、担当の警官とお子様が降りてらっしゃいます」


しばらくすると真名と警官の二人が、奥のエレベータから現れてきた。真名は二人をみると、視線を外し下を向いてしまった。横にいた警官が、彼に事情を説明しだした。今回は未成年喫煙と飲酒での補導だということだった。これを繰り返さないように、家庭でも十分に注意するよう警告を受けた。彼と清子は警官に挨拶と申し訳程度の言葉を返し、真名を引き取った。


3人は車に乗り家に帰ろうとした。車内には重い空気が広がり、誰も話を切り出す者はいなかった。



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