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蝶カッコいいパリス様VSニードルマウス

むかーしむかーしあるところに、2匹のオスとメスの蝶がいました。

オスの蝶は森へ狩に、メスの蝶は森に狩りに言ってました。

……ほら、そもそも洗濯する服が無いし、役が余ってしまうからしょうがない。


今回パリスが見付けたのはハリネズミのモンスター、ニードルマウスだった。

初期状態で低ランクのFランモンスターである。

正直こんなのに手間取るのは人間位のものだろう。

いや、近接攻撃しか持たないモンスターには厄介だろうが遠距離非物理性攻撃を持っているパリスには造作もない。


何匹かいたので纏めて焼き殺すと奥から少しだけ大きな個体が出てきた。

先程焼き殺したものの兄弟か何かだろう。


哺乳類はやたら群れる事だけは一級品だな。

パリスはそう呟くと先程のニードルマウス同様焼き殺した。


パリスは『鋭化』を手に入れた。

パリスは『L』の欠片(いんし)を手に入れた。




アイにニードルマウスの場所を報せに行くとき、

視界に何か緑色の何かが見えた気がしたが、パリスがもう一度振り向くとそこには何もいなかった。


アイの所に帰るとアイもモグラのモンスターを倒していた。

自分の掘った穴の中で肥大化して動けなくなり、そのまま肥大化が進み壁に押しつぶされて圧死していた。

いや、どちらかというとモグラの方が壁を押したというのが正しいのだが。



「じゃあいつものお願い。」

「解かってる。」



パリスはモグラを炙った。

ここしばらくアイはパリスが表面だけ焼いた獲物を食べている。

どうやら好みであるらしい。







モグラを食すアイを見ながら、

パリスはいつか来る期限を打破する方法をそろそろ本腰を入れて探すことにした。

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