蝶カッコいいパリス様VSムシキングス
2匹の蜂が飛び去っていった後、2匹の吸い残しを飲もうとパリスは文字通り飛び掛かった。
しかしそう考えていたのはパリスだけではなかったようだ。
先程落とされた2匹の甲虫たちが物凄い勢いで戻ってきたのだ。
「我は、初めてだ。あんな強いメスにであったのは。」
「余もだ。ビビッときた。」
「せめて…」
「あぁ…、その残り香を吸いたい。」
「……」
「……」
「…お主もか。」
「…貴公も、…みたいだね。」
要するに彼らは物理的だけではなく、恋にも落ちていたようだ。
「では…、」
「今度会ったときどちらが先に求愛するか…」
「「決闘だ!!」」
再び決闘を始めた二匹を尻目に、パリスはこっそり蜜を吸っていた。
パリスは男の決闘などむさくるしいものに交わる気はない。勝手に利用させてもらうだけだ。
「馬鹿だな、あーゆー男たちは。」
パリスは先程まで2匹の蜂達が吸っていた樹液をちゅーちゅーしていた。
甲虫2匹が決闘を引き分けで終えた時にはパリスの姿は無かった。
甲虫2匹はパリスの飲み残しをありがたそうに啜っていた。
クロニクルアカシアの蜜から、『炎耐性(小)』と『雷耐性(小)』を手に入れた。
パリスはクロニクルアカシアの蜜により経験値が増加した。
パリスのレベルが1上がった。
グラスウィングバタフライの成虫後レベルが1以上上がったことにより、
種族特性 『毒耐性遺伝(大)』が解放された。




