奪還1
お久しぶりです。
長い間書いてなかったのでストーリーが変なことになっているかもしれないので見つけたらコメントをお願いします。
始まりは半島にある隣国、南北連合の宣戦布告無き開戦だった。
布告がない開戦は卑怯な行為であり政府は非難したが南北連合の言い分は
「日本列島は元々我が国固有の領土、蛮族に奪われた土地を取り戻すのに布告なんぞ必要なし」
とのことだが実際には自国に力を付けて属国の中での地位を高めたいからというのが理由の一つ目。
新秩序同盟は属国にした国々に階級を与え最も同盟に忠義を尽くし軍事力、経済力を捧げた国は地位は高い。当時日本は新秩序同盟に反抗する意識が見え隠れしていたことから同盟内でも日本の地位を下げ始めていた。
そんな国を討伐するのも属国の仕事であり忠義を示すことにもなる。褒美として領土は勿論、その国が持つ工場、兵器など同盟のおこぼれとして貰うこともできる。さらにそこにいた住民は奴隷として扱うことも許される。
南北連合の開戦の理由の二つ目、と言うよりこちらが本心だろう。
日本人を奴隷にしてその軍事力や経済力を一部でも手に入れることができるのだから。
南北連合の攻勢は激しく対馬を占領したあと北九州や山口県に上陸、南北連合に比べ軍事力が低い自衛隊を殲滅し電撃戦で戦線を広げようとしたがここで日本を甘く見ていたことが仇となった。
日本は既に列島の要塞化を進め、上陸が予想される地点を優先して建設していた。
その要塞群で上陸してきた南北連合軍を撃退に成功。南北連合は多大な損害を出して撤退。
弾道ミサイルで要塞の破壊を試みたが構築された迎撃網で防がれ攻撃手段を失った南北連合は自国に戻るしかなかった。
日本中は勝利に湧いたが戦争はまだ終わらなかった。
今度は日本の反抗の意識が明確、だが属国では歯が立たないと結論付けた新秩序同盟が日本に対し殲滅作戦の開始を宣言した。




