第6話「カンリ」
第6話です!よろしくお願いします!
見先「はっ………!」
見先は突然目が覚める。だがそこは知らないベッドだ。その部屋はまるで自分を世間から隔離する空間のように見える。
ガラス張り越しにWBCの板橋と見知らぬ男が見先を見つめる
見先「え……っ!?」
??「おっ、目覚めた」
??「お前が例の井村か………」
見先「………?」
??「俺ぁWBC戦闘員上屋義平だ」
【上屋義平(31)】
上屋「よろしくな」
見先「………」
見先「ここは…なんですか……」
板橋「隔離室だよ」
板橋「君は病に溺れ果穂に襲いかかった」
上屋「らしいな」
上屋「お前は"手術"を受けてないのに能力を使った」
上屋「どういうことだ?お前は何者だ」
見先「手術……?」
板橋「ということは本当に受けていないみたいだね」
見先「手術ってなんなんですか……」
板橋「そもそもウィルスターには対処のレベルがあってね」
板橋「1〜5のレベルで判断され、それを"ウイルスレベル"と称してる」
板橋「1〜2は能力を必要としないんだけど、3を超えてくると使わざるを得なくなる」
板橋「そしてその能力を使うには人体にウィルスターの細菌を注入する必要がある」
見先「………!!」
見先「じゃあ果穂は……!」
板橋「…」
板橋「その手術では3つのパターンのどれかが起こる」
板橋「まず、これが確率を占めてるね」
板橋「死ぬ」
板橋「次にウィルスターになる」
板橋「そして…最後は能力を得る」
板橋「確率としては…死ぬ6割…感染3割…覚醒1割ってとこかな」
見先「1割………」
板橋「だからまぁ…果穂みたいな能力者は貴重なんだよね」
上屋「俺も貴重ですよ」
板橋「えうん」
板橋「井村くん、君はその手術を受けていないのに能力を獲得している」
板橋「我々からしたらとても貴重で謎、そして危険だ」
板橋「だから悪いけど、君は管理下に置かせてもらう」
見先「そんな勝手に………!」
上屋「拒否権なんてねえよ」
上屋「お前はその力で果穂ちゃんを殺そうとしたんだ」
見先「っ…………」
上屋「自分が危ないってこと、ちゃんと自覚した方がいい」
見先「…………」
見先「…わかりました………」
見先「俺を管理してください」
板橋「ありがとう」
2人は見先と別れ、WBC本部の自販機の目の前にあるベンチで話していた
上屋「手術をせずに能力を開花させる人間なんて存在するんすか?」
板橋「いいやあり得ない」
板橋「…いや…あるいはあの噂………」
上屋「噂?」
板橋「いや、なんでもないよ」
上屋(何を隠してんだ……昔から………)
板橋(彼が本当に"あれ"なら……あぁ……)
板橋(新しい時代が始まる…………)
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