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第3話「ゲンバ」

第3話です!よろしくお願いします!


板橋「いや、あの…」

板橋「君は選べないよ?」

見先「だったら、選ばれるよう鍛えてくれよ!!」

板橋「そんな簡単なことじゃないんだ」

果穂「失礼します」


果穂が2人のいる部屋に入ってくる


板橋「ああ、待ってた」

見先「果穂……」


名前を呼んだ瞬間、果穂が見先を睨む。


果穂「…」

見先「……」

板橋「そんな睨み合わないでくださいよ」

見先「…………」

果穂「…で、要件というのは」

板橋「井村くんを次の現場に連れていってほしいんだ」

果穂「……?」

板橋「彼は戦闘員になりたいらしい」

板橋「現実を見せてきて」

見先「………」

果穂「わかりました」

果穂「おい」


果穂は見先を睨みながら背中を軽く蹴る


見先「いっ……」

果穂「来い、行くぞ」

見先「う、うん……」

板橋「あっ、そうだ井村くん」

見先「……?」

板橋「"マスク"は忘れずにね」



果穂はウィルスターを感知したWBC本部から命令を受け、車で現場に向かっていた。もちろん見先は後部座席に乗っている。

そこには気まづい空気が流れる


見先「……」

果穂「……」

見先「あ、あのー……」

果穂「口を開くな」

見先「……はい…」

見先(どうしちゃったんだ……?やっぱり……板橋(あいつ)に何かされたのかな…)

果穂「…なぜWBCに入りたいなどと言った」

見先「えっ…?」

果穂「…答えたくないならそれでいい」

見先「……」

見先「…お前だよ」

見先「俺はいつか必ずお前を連れ出す」

見先「こんな世界には居させない」

果穂「………」

果穂「…お前が私の何を知っているかは知らんが、余計なお世話だ」

果穂「私には…この世界だけだ」

果穂「…それだけがいい」

見先「……………」


2人が話していると現場に到着する。

そこは人気のない森の中に佇む廃墟だ。見先はその廃墟を不思議そうに見る


見先(ここ……?)

果穂「さっさと降りろ」

果穂「いいか、必ずこの"マスク"を着用しろ」


果穂は見先にマスクを渡す。それはもちろん普通のマスクではなくウィルスターの細菌から身を保護する特殊な加工をされた専用のマスクだ。


見先「うん……」

果穂「行くぞ」



2人は廃墟の中へと入り探索を始める。


果穂「………」

見先(外は明るいのに中は暗いな……)

果穂「被害者は廃墟に住み着く浮浪者」

果穂「弱い未熟なウィルスターは人気を好まない」

見先「なんで?」

果穂「"潜伏期間"だ」

見先「へぇー」

見先「ウィルスターってほんとに病気なんだね」

果穂「当たり前だ、ヤツらは世界に蔓延る細菌そのものだ」

見先「……」


2人が探索を続けていると男性が静かに苦しむような声が聞こえる


見先「ひっ………」

果穂「…近いな」

果穂「しっかり見ていろ」

見先「う、うん……」


果穂が突然飛び出し声のする方向へと走り去る。見先はその速さに反応することが出来ず置いてかれてしまう


見先「えっ!!ちょ果穂!!」

見先「おいまじかよ………」

見先「1人は怖いってぇ……」


果穂の行った方向へと進む見先だが、彼は気づいていない。見先の頭上にウィルスターがゆっくりと近づいていることに


最後までありがとうございました!次回もよろしくお願いします!

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