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魅了、ノスタルジー、空っぽな箱
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魅了
まるで煌めく宝石のような瞳を
僕は追いかけ、途法に暮れる
誰が為と問われると
僕は口を噤むのである
まるで彩る花のような表情を
僕は探して、日が暮れる
偶然と言われると
僕は直ぐ様睨むのである
揺らぐ心はルビーのよう
吹かす情動は薔薇のよう
私は貴方に魅せられて
途法に暮れる、日が暮れる
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ノスタルジー
いつか大人になる
忘れていく、去っていく
その前に全て覚えていたい
お日様の温み、月光
夢の残り香、貴方とのお話
夕暮れ、潮騒
東風の煌めき、水面
微笑む花房
歌う星
全部全部、埃一つ許さない
琥珀の中に閉じ込めたい
大人になる前に
一気にそれを呑み干したい
それでも大人になる
大人になったんだね
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空っぽの箱
夢を描く 僕は一つも言わず
筆を進める 筆先が空っぽ
天井を仰ぐ 僕は一つも考えず
ノートに溜まる字も 言葉が空っぽ
遠い海の 遠い国の 遠い貴方の
心震わす 胸躍らす 鼓動高鳴る
その一枚。 その一枚に僕もなれたら
夢を欠く 僕は一つも言わず
涙も何もかも 空っぽ、空洞
爪を噛む 僕は何も言わず
空っぽを嘆く
空洞を持て余す
何もないことを僕は笑えずにいる。




