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異世界でもそれなりに  作者: shokundaz
第三章 三人目
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第26話 新しい仲間




はいはいみなさん!カズトでーす!ただいま金髪ポニーテールのセシルと名乗る勇者らしき奴に、仲間になりたいとせがまれてます!急展開すぎてついていけません!とりあえずゆさぶってみるか


「勇者様とあろうお方がこんな一冒険者の仲間になりたいと?」


「謙遜するな。お前が本気で戦えば私とてただでは済まないことくらい分かるわ」


いや勝手に理解されても……てかなんだこいつ?強いくせに頭は弱ぇーのか?


「セシルっつったっけ?俺はカズト。ところで勇者とか言ってたけど本当か?」


「あら?疑ってるの?ほらこれが証拠」


ん〜?なんかクリスタルっぽい首飾り見せてきたけど……勇者の証なのか?分からん!さっぱり分からん!


「その首飾りが証なのか?」


「ま、まさかお前、勇者の首飾りを知らないの!?」


「お前じゃねーよ!カーズート!ったく、これだから最近の若い子は……知らないも何も俺は転生者だからな。この世界の常識はまだあまりわかってねーんだよ」


「すまないカズト。それにしても転生者か……。通りでこれほどの実力者が噂にもならなかった訳ね」


「どうも実力者ですww」


「なんとなくカズトの性格が分かってきたわ」


会って間もないやつに分かられてたまるかってんだ。まぁでも悪い奴じゃなさそうだな。あれ?このセリフ前にも言ったような……


「カズト、1つ聞きたい事があるんだけど」


「なんなりと。勇者様」


「何故、先ほど戦いで手を抜いていたの?」


「……何のことかな。俺は全力だったぜ!」


「嘘ね。だったら本気を出させてあげるわ」


あれー?何かやる気満々?めんどくせーこいつ!こいつめんどくせー!


「だぁ!分かった分かった!簡単に言うとあれだ。俺には情報が少なすぎるからな、少しでも戦いを長引かせて情報を聞き出そうと…….」


「ふーん。それで成果は?」


「そだなー。まずビビったのは魔王がいること。そんで魔王軍があって幹部もいること。きわめつけは勇者がいる事かな」


「それこの世界じゃ常識よ」


「なっ……!?」


おいおいまじかよ!サクラさん一回もこんな話してくれた事なかったよ!あいつはアホなのか?冒険する上で上位にランクインする重要情報だろ!


「ふふっ。成果は無しって事ね」


なんでこの人は嬉しいそうなんですかー?Sっ気でてるよ〜にじみ出てるよ〜


「話を戻すけど私を仲間にしてくれるのかしら?」


完全に忘れてぜ!てか普通、勇者に仲間にしてくださいって言うのがセオリーじゃないのか?勇者から仲間にして下さいとは、これまた斬新。迷うな〜


「ちなみに勇者の証を見せればほとんどの飲食店、宿屋は無料よ」


「はい!採用〜」


即決ですね。働きたくない!ニート冒険者が1番自由だぜ!おっしゃ!冒険者、勇者を仲間にしてニートに昇進。あ、ラノベのタイトルでありそうだ


とにもかくにも三人目の仲間ゲットだぜ!

第3章終了です!

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