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SLUGGERS!!  作者: ヒラコー
第3章
14/25

4.5:『縄張り託し』

「ただいまー」

 俺とケネスは隠れ家へと戻ってきた。家に入り、周囲を見回す。

「あれ、まだ帰ってきてないのか……」

「そうみたいだな」

「うぃ、ただいまー」

 ケネスと2人で玄関に立っていたら、背後からデイブに声をかけられた。その後からルークが買い物袋を持って歩いてくるのが見える。

「おらどいたどいた。てか、荷物運ぶの手伝え」

「おっ、はいはーい」

 俺はデイブの荷物を受け取って隠れ家の中へと運ぶ。荷物をテーブルの上に置き、早速整理が始まった。


「……ふぃー……終わったぁ」

「おつかれー」

 20分かけてやっとのこと荷物を冷蔵庫に詰め終わった。

「ただいまー」

「お、ショーンおかえりー」

 ショーンとマイクも帰ってきた。


 その後数時間経って、晩飯時。

「そういえばさ」

 デイブが口を開いた。

「タッパーズって縄張り持ってんのか?」

「いやー、今のところは持ってないかな……」

 ルークが残念そうに言う。

「そうなのか……。……あ、そうだ」

 デイブは何かを思いついたらしい。

「お前らにさ、俺らの縄張りの一つを譲ろうか?」

「えっ」

「この前中華街のチャイニーズマフィアを追っ払って縄張りにしたんだけど、人が居なくてさ。中華街にあるアパートを借りてるんだけど、そこを隠れ家にしていいから、お前らの縄張りとして管理しといて欲しいんだ。もちろん何かあったら連絡くれればすぐ行く」

「……どうする?」

 ルークたちはお互いに顔を見合わせている。

「……いいじゃん!喜んで縄張り貰っちまおうぜ!」

「そう……だな!そうしよう!」

「それじゃぁ、是非とも縄張りにさせて貰うぜ」

「ああ。よろしく頼んだぞ」

「おう!」

 その後は他愛ない話に戻り、ワイワイ騒ぎながら夕食を済ませ、それぞれ風呂に入るなりして眠りについた。

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