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サンドマン  作者: 沼田フミタケ
3/4

序章〜プロローグ3〜

 終わりのないと思われたしりとりは先生の話の始まりにより、終わりを迎えた。

 内容としては、高校生の自覚を持って行動云々(うんぬん)。集団行動云々。時間厳守などの、朝の全校集会で言われたような内容だった。

 そのあとは、出発までの時間があるので、空港で時間をつぶす時間になった。

 その時間を使って勉強する者もいれば、班で行き先の確認をしている者もいた。

 蓮の班もそのひとつだった。

 

「じゃあ予定通り、明後日の自主研修は行くとこ行って彩華ラーメンたべよう!」

「六道さん違う、一番強調するのそこじゃない」


 蓮は素早くツッコミを入れ、それに、佐藤君と後藤さんが爆笑した。


「あぁ、ごめんごめん、大事なのはお土産だったね」

「違う、そうじゃない。自主研修の醍醐味(だいごみ)は未知の道を歩き回ることでしょうが! ()()だけに」

『寒い!』

「えぇ!」


 蓮は今のギャグはかなり上手くいったと思ったのだが、彼女達には響かなかったようだ。


 ――楽しい。

 蓮は純粋にそう思った。

 このあと蓮たちは飛行機に乗るのだが、幸い、しりとり大会はもう開催されなかった。



 飛行機を乗り、広島空港に着いた、(われ)らが一行は、空港で今後の予定を先生から説明を受け、バスに乗り、平和教育として原爆ドームに向かった。

 

「うぅ、気持ち悪い」

「大丈夫か? 佐藤君、顔色悪いぞ」

「いやさ、俺結構乗り物酔いするタイプなんだよね。だから、……うぇぇぇ」

「ここ結構、前の席だけど、それでもか?」

「さっき飛行機乗ったから、それもあるんだよね。今後から飛行機も酔い止め、うっ、飲も」


 どうやら佐藤君は飛行機が人生で初めてらしく、まさか飛行機でも酔うとは思っていなかったそうだ。

 

「頑張って! あともう少しだから」


 前の席から六道さんが佐藤君にエールを送る。

 この優しさが、彼女の人気の一つなのだろう。


「あっ、オレもうちょっと頑張れソウダワ」

「うん、カッコつけたい気持ち分かるけど無理すんな」



 原爆ドームに着いた一行は、まず被爆者の方のはなしを聞いた。

 その間誰も無駄口を叩くことはなかった。

 恐らく、皆その話が日本人として重要な事だと知っているからだ。

 蓮は、その話を聞いている時ふと思った。

 もしも、たった今核爆弾が、なんの脈絡もなく落とされたら、別れも言えずに、一瞬で、夢も、妹を守ることも出来ず、何も成せないまま、


 終わってしまうのではないかと。



 平和教育が終わり、一行はホテルへ向かった。

 バスの中では、疲れた、めんどくさい、心が複雑、などの声がひしめき合い、それからホテルの話で持ちきりになった。



 一行はホテルに着き、ご飯を食べ、風呂に入り、自由時間となり、それぞれにホテルの生活を満喫していた。


「はぁー、こういうのって、女子部屋行って、ラッキースケベ拝めるって言う、話じゃないの?」

「二次元と三次元の区別つけろ。そう言う奴がいるから、世間が許してくれやせん事件が起こるんだよ」


 蓮と同じ部屋には、同じオタクと知って、最近友達になった、鈴原浩太(すずはらこうた)がいる。

 因みにさっき犯罪的なことを言ったのは、浩太の方だ。

 蓮は、やることがあるので部屋を出る準備をする。


「じゃ、俺行ってくる」

「女子部屋⁉︎」

「ちげぇよ、思春期男子が。妹のお土産買いに行くの」

「えっ、お前シスコンなの?」

「ブン殴るぞ、お前」

「冗談だって、ごめんって」

「はぁ……、家族の頼みだから、忘れない内に行くだけだ」

「そっか……。悪かった、気をつけてなー」

「おう」


 お土産屋さんに到着した蓮は、手頃な値段のお土産を選んでいた。


「さて、あの子になに買っていこっかなー」


 そのとき、蓮の視界にあるものが入った。

 

魔除(まよ)けの砂?」


 蓮は一週間前に琴音と話したことを思い出していた。

勢いで始めたから、ネタが思いつかない。


ノリで次回予告やってみるか。


自主研修に出発した六道班一行、その前に謎の男が現れる!

六道さんはこの男のことを何か知ってそう?

えぇ! 男が狙っているのは蓮の持っている砂⁉︎

これは売店で売ってる程度の魔除けの砂。

普通に売店行けよ‼︎

次回、白沙死す。

デュ○ルスタンバイ!


これ著作権大丈夫かな?

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