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3章23話

「起きろ、タージャ、起きろ頑張って今日中に町に行くぞ。こんな砂漠で寝るのははもう飽き飽きだろさあ起きろ。」


と昨日よりもまた早い時間にテンション高めにスライアに起こされた。


「まあまあスライアさん町は逃げませんからそんなに急かして起こさなくても。今日中にきっと着きますから」


とキテオンがスライアをなだめる。

私はテメーは遠足前の子供か!と思わず突っ込みたくなる。

若干私のテンションは低くなりながら


「朝食にしますか。」


と二人に話し掛け3人で私が祝福で出したスムージーを飲み


「町に入ったら旨いもんでも食うぞ。よし、出発だ。」


とスライアの張り切った掛け声で3人で豆粒ほどの大きさに見える町を目指す。

ザクザクと砂漠に相変わらず足をとられながひたすら歩く

、歩く、途中で休憩を挟みどれだけ近づいたかと町を見ると豆粒がゴルフボールほどになっている。


「ちょっとは近づいだがまだまだだなさあ行くぞ。」


とスライアに促され休憩を止めて歩き出した。

スライアの後を歩きながらいい加減もう黄色い砂は見飽きたな。

と考えながらまたひたすら歩く、歩く、歩く、途中で休憩を取る。

ゴルフボールほどの大きさに見えた町が今度はバスケットボールの大きさに町が見える。

スライアが町の方を見て


「よしだいぶ近づいたなよしあともう一踏ん張りだ。」


と言い3人とも少し疲れてきているが歩く、歩く、歩く、歩く、いい加減日射病になりそうなくらい歩くのを増やした結果町の方を見ると距離的に2キロといった所だろうか?

すぐそこに見える町を見ながら最後の休憩を取りスライアが


「タージャもキテオンも頑張ったな。ほら見てみろ今日中に絶対つくぜ。倒れるまで最後の歩くぞ。」


と言うのを聞くと鬼教官かよ倒れるまでって突っ込みたくなるな。

体力は限界だが町が近いので気力で歩く、歩く…………。

正直ゲロを吐きそうな位くらくらとしてきて下を向きながら歩いているとドンッと何かにぶつかり、なんだよと見るとスライアの足の後ろ側にぶつかってた。

スライアが直立不動で動かなくなったので


「スライアさん何かありましたか?」


とスライアの後ろからひょこっと前を覗くとそこにはベージュの色ををもう少し薄くしたようなレンガを積んで出来ている4.5㍍はあろうか塀に囲まれた町の入り口近くまで来ていた。

何時の時代か忘れたがレンガは確か藁を混ぜて作ってあったな。

と豆知識が頭をよぎっていると


「よーし、よーし、ついたーーーー。」


と着いた嬉しさに大声で叫ぶスライアどうやら町に今日中に着けたのに感激したらしいが大声を聞いたと思われる兵士らしき人が町から飛び出しこちらに走ってくる。

何だろう嫌な予感がする。


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