3章21話
すっかり日も落ちキテオンも加えて3人で祝福で出したスムージーとキテオンが乾燥肉一つを3つに分けてくれて久々に歯ごたえのある食事を取ることができた。
「いやー、やっぱり食事はこう歯ごたえがあると食ったって感じかするなー。とりあえずもう寝るか。」
とスライアが言ったので私達は適当にそこら辺で寝るのだった。
「タージャ、起きろタージャ。」
とスライアに起こされると何時もより早い時間らしく空は紺色を橙色が押しやろうとしているのであった。
「何かありましたか?」
と眠そうにスライアに聞くと
「タージャ、早く起こしたのは悪かったが今日からキテオンさんも一緒に行動することになったし出来れば少しでも早くちゃんと休める町に行くために早く起きてもらった。」
と早く起こしたわけを話した。
祝福で出したスムージーを朝食がわりに三人で飲み
「さあ出発しようか。」
とスライアが言うと
「待ってください。すみませんちょっと私の荷物一人じゃ持つの無理なんで少し持って貰えますか?」
といつの間にまとめたのかキテオンが倒れていたとき回りに落としていた沢山の物を大小3つの布でまとめてあり仕方なくキテオンの荷物を分担して持つことになったのであった。
改めて各々持てるキテオンの荷物担ぎスライア、私、キテオンの縦並びに歩くことになった。
子供を一番安全そうな真ん中に配置する大人の気遣いだな。
一番後方のキテオンが方向の指示を出し砂漠を縦にザクザクと歩いては休み歩いては休みと繰り返す。
歩きながら少し気になることがあるので
「キテオンさん魔物が出るのに護衛とか着けずに何時も行商に出掛けていたんですか?」
と飛ばされたスライアと私ならいざ知らず魔物がいるのに無用心なのが気になってつい質問してしまった。
「ああ、実はですね行商の時はいつも魔物避けのお香を焚きながら移動しているので従者のと二人でも大丈夫だったんですよ。そういえば今回も焚きながらなのに魔物に襲われてしまいましたな。お香が傷んで傷んでしょうか?」
と最後は疑問で話終わるキテオンに
「え?お香は買いだめか何かしていたんですか?」
と続けて聞くと
「いえ毎回毎回新しく自ら購入するんですが今回に限り従者のラトランが買いに行ってたんです。こんなことなら私が直接買いに行ってお香を厳選すればよかったな。」
とキテオンが少し後悔したようにしみじみと話した。
私としては指輪はといいお香といいどこか引っ掛かるなと思っていると
「あっ、二人とも見てください町が見えてきました。」
とキテオンが大きな声で町を知らせるが
私は
「え?どこ?」
スライアも
「見えないぞ。」
と周りを見回すが町が見えない。
「よく見てください。あそこです。」
とキテオンが指を指す方を見ると………………あれか。
豆粒ほどの大きさに見える町にとうとう町に行けるのかと考え深いが本日はもう無理だね何故ならもういつの間にか夕方になってしまっているのだからね。




