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3章3話

金髪の人が行き倒れてどれくらい経っているか分からないがその様子を見ると明日は我が身と絶望感が広がる。

幽霊とかになって偶々近くを通りかかった私が取りつかれたらたまったものじゃないので手を合わせ


「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏どうか水を捧げますので迷わず成仏して下さい。」


と効くか効かないか分からない祈りと祝福の水を金髪頭に注いだ。

まあ所詮自己満足するための行動だけどね。


「さあ死体を見ながら寝る趣味はないのでとりあえずここを離れなければ。じゃあ失礼します。」


と返事がくるはずない金髪頭に別れを告げ後ろを向いて数歩進むと後方より


「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、Ω∀§◇◎▲。」


と言う声が……生きていたんだ、って言うかどこ語よ面倒臭い予感しかしないから正直去りたいんだけど。

私っていい人だからねと自分で自分を心で誉め金髪頭に近よる。

相手の顔を見るとやっぱりこっちの人って美形の人が多い気がするとつくづく思うよ。

金髪頭に、ブルーeye、鼻が高くて口元がキリッと凛々しく肌は白い……ケッ、美形なんてキライだ。

そんな思い込みをしながら金髪頭の口に前置きなしに祝福の水を流し込んでやった。

大体砂漠で行き倒れてるのは水がないからだろうと推測しての行動だ。

金髪頭が水を飲みすぎて手足をばたつかせている気がするので砂漠て水死と訳の分からない死因にさせる為じゃないので一旦水を止める。

金髪頭はというとゴホッ、ゴホッと咳き込みながら相変わらずどこ語か分からない言葉を喋るので通じるか通じないか分からないが現代エヨノ語で


「申しあげありませんが先を急いでいますので言葉が通じるか通じないか分かりませんがこの辺で失礼させてもらいます。」


と金髪頭に告げあと少し進むかと後ろを向いて数歩進むとまた金髪頭が倒れたまま


「た、た、頼むま、ま、待ってくれ~。お、置いてかないでくれー。な、何でもするから~。お、俺は怪しいやつじゃないんだ~。プ、プリラシア公国のふ、だ、第9団副兵士長だー。」


と今度は私がわかる言葉で後方より話し掛けてきた。

怪しい奴に限って怪しくないと嘯くがそれだけ必死なのは伝わる。

大体プリラシア公国なんて知らないから本当にそんな国があるか分からないが、副兵士長なら利用価値があるので暫く行動を共にするのも吝かではな気がする。

先ずは何で砂漠で行き倒れてるか聞かないと何とも言えないね。


誰か私に文才を下さい。

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