3章1話
ここはどこで何のために?
そして帰れるの?
「誰だよ人の母親を召喚しようとする輩は出てこいよ。」
誰もいないであろう満天の星空の下砂漠に向かって叫ぶがやはり返事はなく無意味なことであった。
叫んだとたん喉が妙に渇いてしまう。
砂漠ということ無意識に体が水分を欲しているらしくとりあえず落ち着いて祝福で水を出して飲もうとするがコップはない仕方なく手に出して飲んでみるが飲みにくいことこの上ない。
「あー心が折れそう、やってらんねー。んー水は飲みづらいしどーすっかなー。いやそれよか本当今からどうしよう。なんか持っていたかなー。」
誰も答えることがない独り言を言いながらごそごそとポケットの中を探ると
・ハンカチ代わりの布
・神のお玉(縮小バージョン)
・裏庭で拾った謎の木の実×4
「本当に何もないな、んー布は帽子代わりにするかマスク代わりにするとかとりあえずそんなとこで、神のお玉はコップがわりにするとして問題は何の実かだなあれだなんかで見たことけどなんか皮膚に擦り付けてパッチテストってのをするといいんだっけ。お腹が空いてどーしてもって時に一か八かパッチテストで確認して食うしかないよな。」
所持品の使い道をとりあえず決めたところで
「まずは人の住んでいる所に速やかに移動しないといけないが闇雲に歩くのは危険だし何より歩くんなら方角を決めてそこに真っ直ぐに歩かないといけないが方角がわからない。」
うーんと方角は……と考えてふと空を見上げ数秒後
「地球とは多分違うがこの手しかないな星の動きか太陽の動きこれしか思い浮かばん。で問題はどれに合わせるかだよな。」
そこまで考えた時点で急激に眠気が襲ってきた。
急激な環境の変化に本能が一旦眠って心と体を休めろよということらしく眠いのをがまんし布をマスクがわりにし適当に寝転んで寝ることにしたのであった。
「これからどうなるんだろう。私はここで死んでしまうのか?何とかしなければ。」
その問いに答える声はなかった。




