2章22話
タージャが夜の砂漠で途方に暮れている頃母親のリシュレはというと魔方陣?が現れた場所で父親のダボスが帰宅するまで泣き叫んでいた。
ダボスが帰るとリシュレの泣きわめく声が聞こえ
「リシュレそんな大声で泣いて何があった。タービンとタサラも泣いてるじゃないか。あれ?タージャはどこだ?」
とリシュレに話し掛けたらリシュレは自分とタージャに起きた出来事をがーっと話し出した。
リシュレ曰くタージャに勉強を教えていたら魔方陣?が自分の足元に表れ動けなくなってタージャに離れるよう言ったのだが何を思ったかタージャが体当たりしてきて自分は魔方陣?から弾き出され気付いたらタージャが消えて今まで自分の不甲斐なさと喪失感なさいなまれ泣き叫んでいたとのことだった。
ダボスはことの顛末を聞いて
「じ、じ、じゃあタージャは消滅したのか?おおなんてことだ。」
と不吉なことをダボスが言うのでそれを聞いたリシュレの様子が見る見る変わって来ていることに気付いたが時すでに遅く
「そんなわけないでしょ。不吉なことを言わないであの魔方陣?は召喚するための物だと決まっているわ。消滅したのなら人体以外の洋服等が残されているはずよ。私を召喚しようとするなんて少なくともこの国以外の人物の仕業ね。だってこの国じゃあリッチ殺しを知らない人はいないものねぇ。あの子のことだから多分何処かで生きてるに決まっているわ。あの子を取り戻す為には色々な人を頼らないといけないわよね。とにかくもしあの子に何かあったらその術師生まれてきたのを後悔さしてやるわ。」
リシュレが言い終わるのを待ってダボスは
「リシュレここは冷静になれと言っても無理かもしれないが焦っても録な結果にならないぞ。俺も今すぐにでも探しに旅立ちたいがまずは村長に報告するのと本来なら嘆願するのはおこがましが宮廷魔術師様らに嘆願書を送ろうと思う。リシュレは知っているかどうかは知らないが召喚は殆どの国で禁術に指定されている。理由は簡単だ国王等が召喚されると困るからな。この場合は宮廷魔術師様らの判断を仰ごうと思う。それまでお互い頑張ろう。」
こうしてタージャの生死を判断つかないまま各所に嘆願書をおくるのであった。




