2章16.5話上
単なるお祭りイベントです。
ベッドで寝ていたのについ先日会ったばかりのレニーがいつの間にかいるし。
「なんかよう?双子の件はとりあえず話したでしょうに。」
こう頻繁に出られるとちょっと面倒くさい感じに聞いちゃうよね。
そんなおざなりの言葉にめげないレニーから予想だにしない言葉が
「お客様本日お伺いしたのはわたくしどもの上司が転生者の方にランダムでたまにはクリスマスプレゼントをあげようと思い付きで申されたので厳選なくじ引きによりお客様が当選なさいました。」
その言葉に
「なにその神の悪戯感は完全に弄んでるよね。」
言わずにはいられないよね。
そんな台詞をレニーがスルーして
「しかしお客様すんなりプレゼントが手に入るわけではありません。お客様にはあるゲームに参加してもらいます。クリスマスにちなんで今からとある雪原に移動して貰います。そこにはサンタクロースと馴鹿とソリが有りますので捕まえてプレゼントの内容が書かれているカードを強奪して下さい。以上説明に不服申し立てがないようでしたら早速雪原に移動しますが宜しいのでしょうか?」
なにその追い剥ぎシステムだいたいサンタクロースにそんなことをしていいんかいと心で突っ込みながら
「説明に不服はないけどなんだかなー。」
ともやもや感を出したけどレニーは無視して
「それではお客様の不服申し立てがないようなので移動させて貰います。移動するにあたり失明するほどの光を使って移動しますのでとりあえず目を閉じてもらえるとお客様の為になりますので目を閉じてもらえますか?」
そんな怖い失明のリスクを背負ってまで移動する価値があるのかと目をぎゅっと閉じながら考えていると瞼越しにでも強烈な光に一瞬包まれ
「お客様雪原に到着しましたので目をお開け下さい。」
レニーに言われるがまま目を開くとそこには見渡す限り真っ白な大地が広がりあちらこちらを何かが高速で動くものがある。
「なにその速度。」
と言わずにはいられないような速度に途方にくれるのであった。




