2章14話
まあ簡単に言うと双子ってやつでしてまあ可能性がなかったわけではないが問題はここからだよな。
そんな感じで小さな小さな双子を少しひきつった顔で見ていると
「お嬢ちゃん大丈夫だから弟と妹が産まれても親は両方とも同じくらい可愛いもんだから下が産まれたからってお嬢ちゃんの事を蔑ろにするようなことはないよ。じゃああたしゃ帰るから。」
キリア婆さんが帰るときに慰めてくれたが心の中ではまさか一人の人間の魂?が分裂したわけじゃないよね。
そう考えていると父親がやって来て
「タージャ可愛いだろう。流石に男女の双子って知らなかったから名前はまだ決まってないけど村長に出生届けを3日以内に出さないといけないからそれまでに名前は決まるからな。」
出生届けの短さに驚き
「届けを出すのが3日って短くないですか?」
父親に尋ねると
「ああ、ここは田舎だから村長に出生届けを提出して村長に確かにここで産まれましたよという証明書を添えて首都の総合住民管理事務局に届けを村長から提出してもらわないといけないんだ。田舎だから首都まで時間がかかるからこの村では3以内に提出することが決まっているんだ。」
それを聞いて案外こっちの住民管理はしっかりしてるっぽいな他はまだ分からないけどね。
次の日父親と母親が双子の名前についてあーでもないこーでもないと一生背負う名前だから二人とも真剣に話し合うその間私はというと双子に対して小声で
「地球から来たのはどっちか?それとも二人ともなのか?」
と双子に話し掛けるが反応はない。
うーんと悩んでいるとあるひとつの結論に達する。
あれだわ私の言葉もこっちになってるし赤ちゃんだから言葉が通じないんだわ。
なんてこった言葉が理解出来るまでは判断はおあずけだなそう考えていると
「よし、これで決まりでいいわよね。」
と母親の声
「ああ決定だな。」
と父親が答えるどうやら双子の名前が決まったようだ。
「タージャ、双子の名前が決まったわよ。男の子の方はタービン女の子の方はタサラに決定したわ。」
母親が私に嬉しそうに報告して父親はというと早速書類作成をしているようだった。
こうして我が家は5人家族になったのだがこの先の私の決断次第では減る可能性があるのだがね。




