2章11話
キリアお婆さんに頼まれたお湯を沸かすべく一先ずキッチンに移動し竈を見ると……………うん届かないね。
鍋を竈の上に置くには椅子が要るな。
キッチンのテーブルセットの椅子をうんしょと鍋のある棚に近づけ鍋を棚から引きずり落とす。
次に鍋を竈の近くまで引きずりそのあとに椅子も近くまで引きずり一旦休憩。
「ふぅ~、どれもこれも重すぎキリアお婆さんも無茶なこと言うよな。精神年齢は高いけど体は5歳児には酷ですぜ。よし、もう一頑張りしますか。」
多少の愚痴は許して欲しいね何せ歩いてキリアお婆さんを探してぎっくり腰を治しまた歩いて来たのだからね。
「問題はここからだよな。」
鍋を椅子に乗せると自分が椅子に登れなくなるぞ……。
まあ答えは簡単だよね、もう一つ椅子を持ってくれば問題ナッシングになるね。
ということで椅子を追加で竈まで引きずり椅子を向かい合わせに置く次に気合いを入れて
「ふんぬぬううぅう。」
思いっきり全身で鍋を椅子に乗せるべく力を込めて持ち上げる。
頭の血管が切れんばかりの力の込めように意識が遠退きそうになるがなんとか椅子に乗せることに成功した。
ゼーハーゼーハーと息を切らし
「はーしんどいちょい休憩。」
そう言ったあとあれ?独り言多い?そんなことを思いながら息をある程度整える程度に休憩し
「よし、鍋を設置する最終段階だし頑張ろう。」
椅子から竈は床から椅子に比べると高さが低いので
「うぉりあ。」
と一気に持ち上げ竈に乗せたて鍋に水を張るべく
「こんなとき便利だよね。……水」
鍋に水が入ってくるがまだ足りずある程度の容量になるまでひたすら
「水、水、水」
と祝福乱発、なんだろう凄く喉が渇いた人みたいなかんじになってる。
こうして水を鍋に満たし
「えーと次は火を起こすべきだけど」
椅子から降りて椅子を元のように引きずって戻し竈の前に来て
「火打石は何処だ?」
キョロキョロと周りを見回すが見付からない。
えーどうする?と考えていると玄関から
「ただいまー。」
父親が帰ってきた!よし、父親に火を着けてもらおう。




