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2章5話

今日から昼の訓練が休止になったので早速作るべき物を考えつつ母親に


「お母さん、裏庭で自主練習したいからコップ持ち出してもいいですか?」


母親は


「タージャ、私が見てないから余り無理せず自主練習するのよ。はいコップ。」


コップを受け取り裏庭に来て適当に地面に座り誰に聞かせるわけでもないが


「そのまま祝福で生産したら地面に色々な怪しい液体をばらまくことになり万が一にも植物が腐ったり逆に未確認生命体を生み出しかねないのでコップは必需品だよね。」


と呟いた。

今まではグリーンの色つきの飲み物が数多く生産されてきたのでまずは軽く見た目無色透明に近いレモン水から生産してみよう。

無色透明にこだわる理由はただひとつ最終目的は無色透明な劇薬出来れば臭いも無臭がいいけどね。

とりあえず


「レモン水。」


<タージャは水の祝福を発動させた。ピロピロリー???を生産した。>


黄色の液体が出てきたがよく見るとパチパチと泡が弾けている。


「炭酸?」


恐る恐る臭いを嗅ぐとどこか懐かしい炭酸飲料の匂いが漂っていて刺激臭は無さそうだ。

次に人差し指をコップの黄色い液体に浸けて大きく息を吐きその指を口に運んだ。

口に含んだ指の味に何とも言えない郷愁が渡来して


「こ、こ、これはーー。あれか?あれなのか?」


懐かしさは広がるが名前が思い出せない。


「レモンイエローじゃなくえーとメロンイエロー?ん?違うななんだっけ?メロンイエロー、メロンイエロー?…………あっ、メローイ○ローだー。」


<タージャは水の祝福でメローイ○ローを生産した。>


懐かしい味にごくごくと飲み干し


「地球の飲み物はもしかして生産出来るかも。」


この日は本来の目的であるレモン水は生産出来なかったが久々の炭酸飲料に満足感が一杯であった。


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