1章閑話(上)
おいらの名前はブクタって言うんだけど最近変な子と知り合ったんだ。
その子はタージャって名前の子なんだけど普通じゃないんだぜ。
この間とーちゃんが大怪我をしてまともな遠い町の僧侶様に見て貰う方がいいのにこの村のダボスさんが自分の家になぜか連れていったんだ。
その後にダボスさんがとーちゃんを家に戻したんだけどビックリしたのは怪我の一番酷かった場所が治っていたんだ。
かーちゃんが
「ダボスさん本当にありがとうございます。リシュレさんが居ないのにどうやって治したんですか?もしかしてダボスさんも光力を使えるんですか?」
聞かれたダボスさんが言いにくそうに
「あー、えー、実は娘のタージャも光力が使えるので…あっ、あのーこの事はあまり他言しないでください。リシュレにバレると色々怖いのでお願いします。」
ダボスさんはそう告げて帰って行ったけど子供がいたの知らなかった。
「かーちゃん、俺ダボスさんの子供にお礼を言いにいくよ。」
かーちゃんは
「そうだね。その子と仲良くしなさい。外で遊んでるのを見たことないから友達になって一緒に遊びなさい。」
その子に会いに行ったらまあまあ可愛かったんだ。だから
「とーちゃんを助けてくれてありがとうよ。お前子分にしてやる。」
思わず会った瞬間そう言ったらダボスさんに軽く叱られた。
家に帰ってから
「ブクタ、ちゃんとお礼言ってきた?」
かーちゃんに聞かれ
「うん、言った。」
お礼はちゃんと言えたけど子分のことは言えないぜ。
とにかくよし、明日からタージャと遊んでやるか。




